B級会社員のOFF日記(現在無職です)

尻毛助左衛門と尻毛又丸の珍道中の日記を公開しています。

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健康診断は苦手でござる

2017-08-21 00:31:43 | 健康と病気

健康診断は苦手でござる

今年も近づいてきた。会社の健康診断。

がんが発見されたら、どうしよう。

内視鏡検査はなんとかならぬかといつも拙者は思う。

会社の指定の病院で約半日の検査

知らない看護婦に目を見つめられて、手を握られると、自然にうぶな拙者の脈拍や血圧は高くなる。

近所の行きつけの病院よりも数値はあがる。

(看護婦) 「尻毛さん。内視鏡の管は口から、それとも鼻から、どちらからしますか?」

(拙 者) 「どちらも 嫌でござる。」

(看護婦) 「昨年、一昨年と2年連続で鼻からやりまして、出血されていますね。」

(拙 者) 「去年も おととしも血が出て散々でした。」

(女医A) 「尻毛さん、私覚えていますか。昨年尻毛さんの大腸がんの再検査で担当しました。女医Aです。」

(拙  者)  「美人先生の処置で、尻に太い管を入れられて、異常のなかったことは覚えています。」  

(女医A)  「今日は私の大先輩の女医Bが担当します。」

(拙 者)  「A先生の方が良いですが、」

(女医B)  「火曜日の担当は私です、覚悟しなさい、尻毛さん。口から入れます。」

(拙 者)  「分かりました。宜しくお願いします。」

 

経験された方は、辛さをよく承知ですね。あの苦しさ。口からは涎が流れ、恥ずかしい思いをする。

口に管が入る。食道を通る。

(拙 者)  「・・・うが!~・・・・うが!!~・・・・」

女医はどこか悪い所はないかと、あちこち内視鏡で探す。

(女医B)    「胃はきれいですよ。腫瘍はないですね。」

念のためもう一度、探す。

(女医B)  「ここに小さな潰瘍がありますが、大丈夫です。」

(拙 者)  「・・・あ~り~が~と~う~・・うが!・・・ござ~い~ます~。」

女居Bは管を抜き始めた。私は7から8分格闘した。そして拙者は生還した。

(女医B)  「どうして泣いているのですか?」

(拙 者) 「・・・検査が苦しくて・・・そしてA先生が居なくて・・・」

(女医B) 「検査が苦しくて・・・A先生が居なくて。。。この助平おやじ!!」

女医には叱られ、看護婦には笑われ、拙者は検査室を出て、ホットした。