B級会社員のOFF日記(現在無職です)

尻毛助左衛門と尻毛又丸の珍道中の日記を公開しています。

定年サラリーマンのOFF日記もあります。

尻毛三兄妹弟の建て替え大作戦(その十二)・・・埋蔵物は出ず

2018-02-21 07:50:34 | 建て替え大作戦

尻毛三兄妹弟の建て替え大作戦(その十二)・・・埋蔵物は出ず

残念ながら 現在のところ 埋蔵物は確認できていません。

しかし これで 建設工事は進みます。

北方城址の近くには 「首池」という池がありました。

戦国時代には ここで首を洗っていたことが想像されます。

この池の周りには竹の木が何本もあり 昼間も薄暗い状態でした。

ここを抜ける小道は細く 子供時代は 駆け足で通り抜けたものです。

大人も余り寄り付かない場所でありました。

数年前に竹の林は切り取られ 道路は広くなり 建売住宅ができました。

建売住宅も入居者が決まり 小さな子供を連れた若い家族が 入居する。

幼稚園のバスが通り 元気な園児の声が聞こえます。

北方町では以前から 町内の道路整備をするために4メーター道路を推進しています。

拙者の土地がこの4メーター道路の推進計画に場所を取っています。

町の発展のため 住民の利便性の向上のため 北方町に買い取らせて下さいと

町の都市計画課の職員が 訪ねてきます。

拙者は土地が狭くなることには 抵抗があります。

しかし これ以上 拒むことは出来なくなりました。

平成30年2月8日 北方町と拙者は土地売買計画書に署名・捺印をしました。


尻毛三兄妹弟の建て替え大作戦(その11)・・・掘れば宝物が出るか

2017-10-08 22:39:51 | 建て替え大作戦

尻毛三兄妹弟の建て替え大作戦(その11)・・・掘れば宝物が出るか

 

尻毛家の敷地の近くには 北方城跡があります。

 

以下 北方町の教育委員会 発行の資料によると

北方城は伊賀太郎左衛門光就(みつなり)が築城し居城とした。

光就の曽孫 安東伊賀守(いがのかみ)守就(もろなり)は 斎藤氏滅亡後、織田信長に仕え

元亀元年(1570)6月 姉川の合戦 翌年の長嶋一向一揆に参戦し功を立てた。

 しかし、天正8年(1580)嫡子の河渡(現 瑞穂市)城主尚就(なおなり)が甲斐武田と内通したという嫌疑で

信長の勘気を受けたので、守就は北方城を出て 武儀郡谷口村(現 関市)に蟄居した。

 天正10年6月2日 信長が本能寺で明智光秀に討たれると 守就は一族旧臣を集め 北方に入ったが

稲葉一鉄・貞道父子に攻められ、千代母ヶ淵に追い詰められて戦死する。

これを北方合戦と言う。

 江戸時代には 旗本戸田家陣屋になり 奉行役所 代官屋敷等が 並んでいた。

大井神社の南 東西 160メートル 南北340メートルが 北方城跡と 推定されている。

現在の城跡は本丸の一部と考えられている。

我が家の敷地はこの城跡内にあります。

 

建物を新築する場合 「埋蔵文化財包蔵地確認依頼書」を北方町の教育委員会に 提出する。

そして 県の教育委員会に送られる。

新築はその返事待ちであります。

 

拙者は当地から何も出ないと考えましたが、(もしかすると と思いながら) 届出書を提出しました。

(続く)

 

 


尻毛三兄妹弟の建て替え大作戦(その10)・・・解体

2017-10-05 23:16:08 | 建て替え大作戦

尻毛三兄妹弟の建て替え大作戦(その10)・・・解体

 

家の解体 長年過ごした家を解体することは 複雑である。

納屋 浴槽 トイレ かまど 床の間 屋根瓦等 家全部を解体する。

柿の木を残す予定であったが、狭い敷地を有効利用するために 妻の助言を聞き、結局 倒してしまった。

倒して 初めて 大変なことを してしまったことに 気づいた。

種だけでも 残そうと 思う。

実を少し残した。 種をきれいに取るために 実が柔らかなるのを待つ。

木には命があったことを・・・ なぜ もっと 大切にしなかったのかと 残念に思う。

更地になって 後戻り 出来ないことを 覚悟する。

2017年9月18日(月)より 9月22日(金) 僅か5日間で家の解体は済んでしまった。

 (続く)


尻毛三兄妹弟の建て替え大作戦(その9)・・・そなたも 引っ越しか

2017-10-05 23:15:21 | 建て替え大作戦

尻毛三兄妹弟の建て替え大作戦(その9)・・・そなたも 引っ越しか

不動産会社の女性より催促があり、結局29年9月1日付で 契約をする。

9月1日は亡き父の命日である。

亡き父は 拙者が大学の4年時に他界した。

きっと 尻毛三兄妹弟の建て替え大作戦を応援しているだろう。

荷物の移動は大変。家具 タンス 食器棚 大きな物は 業者にお願いしなければならない。

一部廃棄する。

町のリサイクル・センターへ 処分するものを持ち込む。軽トラックで三回往復する。

産業廃棄物にすると費用が高くなるためである。

新しい部屋にそれぞれ 最低限の荷物 大事な家具類 そして仏壇 神棚まで入れる。

引っ越し期間中は すべて外食生活。

その夜 少し落ち着き 新し茶の間で休んでいると

何かが食器棚の近くで動く。よく見るとネズミである。

(拙者) 「お前は 家にいたネズミではないか。」

(ネズミ) 「ちゅう。ちゅちゅ。ちゅううん。ちゅ。(どうして 引っ越しを 教えてくれないのですか)」

(拙者) 「どうして こちらと わかったのじゃ。」

(ネズミ) 「ちゅ~ん。ちゅちぇ。ちゅん。(すぐ 近くですから。)」

拙者は仕方ないので、このネズミをここに置いておくことにした。 

 名前はミキ助とする。

 (続く)

 


尻毛三兄姉弟の建て替え大作戦(その8)・・・家財と書物の処分

2017-10-05 22:33:08 | 建て替え大作戦

尻毛三兄妹弟の建て替え大作戦(その8)・・・家財と書物の処分

引っ越し先の貸家の家に家財と書物をすべて入れることは出来ない。

貸家は広めの3LDKではあるが、泣く泣く家財や書物を処分しなければならない。

学生時代からの書物がたくさんあり、本を買い上げてくれる店に持ち込む。

たくさんの本が、悲しいほどの値段になる。一冊一円である。

そして 値段にならない本もある。

 

古い写真もたくさん出てきた。世の中を知らない陽気な学生時代の自分がいた。

捨てられない。

特に 鉄道関係の書籍 切符(硬券) 時刻表など 大きなケースに6箱ある。

捨てられない。

書籍類はパソコンで管理。

 

時刻表は一部を泣く泣く処分。

 

 (続く)