B級会社員のOFF日記(現在無職です)

尻毛助左衛門と尻毛又丸の珍道中の日記を公開しています。

定年サラリーマンのOFF日記もあります。

梅丸の句は佳作に・・・連歌(その8)

2017-09-27 23:35:26 | 連歌

梅丸の句は佳作に・・・連歌(その8)

 

梅丸とは尻毛 助左衛門の雅号である。

さすがに、尻毛を雅号にすることはできない。

平成29年9月26日

寺女さんより連絡がある。

 

(寺女) 「梅丸さんの句が佳作になりましたよ。おめでとうございます。」

    「揖斐川町文化協会では 文芸作品集を印刷中です。」

(拙者) 「有難いことです。寺女さんのおかげです。」

    「二句のうち どちらの句ですか。」

(寺女) 「『雪深み 山道遠く あと消えて』の句です。」

    「文化協会では 特選 佳作 入賞 の順番で発表されます。」

(拙者) 「佳作に選ばれ 内心 ホットしています。」

(寺女) 「作品集が楽しみですね。そうそう 次の付け句は少し お待ちください。」

 

拙者は 特選に選ばれた句を是非知りたいと思った。

 

(続く)

 

今回の作品の前提となる 発句と脇句 以下の通りです。

発句 散り紅葉 小島の宮の 跡どころ 島津 忠夫

脇句 鄙も都ぞ 声冴ゆる歌      松井 郁子

第三 雪深み 山道遠く あと消えて  梅 丸

 

 

 


安い料金には きっと・・・健康ボウリング教室 その3

2017-09-26 19:11:11 | 健康ボウリング

安い料金には きっと・・・健康ボウリング教室 その3

 

2000円で6週間にわたる 健康ボウリング教室が始まった。

 

主催・・・公益社団法人 日本ボウリング場協会

後援・・・本巣市/本巣市教育委員会

 

ボウリング場には美男美女8名が集まった。

 

(S先生) 「おはようございます。今日から健康ボウリング教室を開催します。講師のSです。」

     「ボウリングは100歳まで楽しくできる健康スポーツです。」

              「今日から 毎週水曜日 6週間にわたり ボウリングを 学んで 上達し 健康を増進させていきましょう。」

     「あらかじめ 皆様のレーンは決めさせて もらいました。ご了承ください。」

              「各レーン 挨拶をお願いします。」

(拙者)   「拙者、尻毛 助左衛門ござる。宜しく。」

    相手の女性はクスクス笑い、手で口をおおう。

(中山) 「中山 律子 と言います。あの中山 律子です。」

 拙者は中山律子と聞き、まじまじと 中山さんを見る。    

     

S先生は ボウリングの歴史を語り、基本的な投球ホームの解説をされた。

              「ボールを投げた後は、ストライクの時は勿論 そうでなくても ハイタッチをお願いします。」

     「これから、10分間の練習をしてもらいます。その後2ゲーム行います。それでは始めてください。」

(拙者)  「宜しく お願いします。」

(中山)  「宜しく お願いします。」

こうして 拙者の第一投が始まった。

 

(続く)

 


穂積駅のシャッターは閉じていた・・・名古屋ドニチエコきっぷの旅(その2)

2017-09-25 08:49:37 | 旅行

穂積駅のシャッターは閉まってた。・・・名古屋ドニチエコきっぷの旅(その2)

 

平成29年9月2日 午前4時45分

二人(拙者と又丸)は、早く起きて穂積駅に来た。

驚いたことに、穂積駅のシャッターは閉じられていた。

(又丸) 「穂積駅は今日休みですか。」

(拙者) 「休みじゃないよ。しかし、まだ早すぎましたね。」

5時50分過ぎ

(又丸) 「駅員さん。おはようございます。」

(駅員) 「おはようございます。18切符で旅行ですか。ありがとうございます。」

(又丸) 「残念でした。大事な18キップ二枚は来週に残して 今日は名古屋のドニチエコきっぷの旅をするところです。」

(駅員) 「それはそれは、なおのこと ありがとうございます。」

又丸は名古屋までのキップを握りしめ、階段を登る。

(又丸) 「今日は乗って 乗って 乗りまくるぞ!!」

0615 穂積発 0642 名古屋着

名古屋ドニチエコきっぷ (740円 地下鉄のみ)を買う。

まずは東山線 0654 名古屋発  0724 藤が丘着

拙者は愛知高速交通に乗車したことがない。

高架の藤が丘より 0731 滑るように 走る。

(拙者) 「この未乗車区間に入る 感動 なんとも言えませんなあ。」

又丸はいつもの一等席(先頭車両の一番前)から 離れない。

しかし 終点(八草)まで行き 戻る金はないので 0739、三つ目の 長久手古戦場前で 下車した。

 

(続く)

 

 

 

 


尻毛三兄妹弟の建て替え大作戦(その6)・・・隣の桜は尻毛を慕い

2017-09-24 20:41:31 | 建て替え大作戦

尻毛三兄妹弟の建て替え大作戦(その6)・・・隣の桜は尻毛を慕いて

 

拙者が何歳頃であっただろう。

先代の隣の所有者が桜の木他を植えていた。

時は流れ、拙者は大学に、そして就職。

全国の支店を回り、生まれ故郷へ戻ってきた。

先代の桜の所有者は他界されたが、桜は育った。

根は広く張り、4メートル道路はおろか、

「尻毛を慕いて」

拙者の敷地にも侵入してきた。

電線にも届きそうである。

この桜は拙者の木でないが、残したい。

29年8月吉日

拙者は現在の所有者宅を訪れる。

(拙者) 「おはようございます。尻毛 助左衛門でござる。」

(所有者) 「尻毛さん、何かありましたか?」

(拙者) 「桜の木でござる。」

(所有者) 「どこの桜の木ですか」

(拙者) 「あそこの桜でござる。」

(所有者) 「あの桜ですか。あまり関心はありませんね。」

(拙者) 「なんと申される、関心はないと」

(所有者) 「むしろ邪魔な存在。町からも4メートル道路に、一日も早く と 催促されている。」

(拙者) 「あの桜は それほど立派な桜ではないが、咲くと美しい。」

    「あの桜の木を拙者に下さらぬか。」

(所有者) 「それは ありがたい。書面を交わしましょう。」

(拙者) 「武士に 二言はござらぬな。」

(所有者) 「武士ではないが、二言ない。」

(拙者) 「では又後日。」

 

こうして 隣の桜は尻毛を慕いて 拙者の桜の木になった。

 

(続く)

 

 

 

 

 

 

 


宿題は出来ましたか・・・連歌(その7)

2017-09-23 21:13:00 | 連歌

宿題は出来ましたか・・・連歌(その7)

 

平成29年の夏の暑いある日のことであった。

(寺女) 「今日 発句からはじめます。」

    「広やかな 狩場くまなく 巡りゆく・・・寺女」

    「連歌の場合 初折と裏二句までは 格調高く 和語で 景色などが良く」

    「恋や思い出などの感情の入っている句はいけません。」

    「短句で季節無しの雑の句をお願いします。」

という内容の連絡が入る。

(拙者) 「拙者は雑な男で、一年中 季節無しの服を着ている。」

    「 そのまま 雑の句が、 すぐ出来そうでござる。」

    しかし、出来ない。暫くすると寺女さんより催促の連絡が入る。

 

(寺女) 「宿題は出来ましたか。」

(拙者) 「引っ越しで大変でござる故、暫し猶予を。」

(寺女) 「猶予などなりません。連歌ですよ、今すぐに。」

拙者はとっさに話題を変えた。

 

(拙者) 「先日 応募しました揖斐川町の文化祭の連歌はいかがでしたか。?」

(寺女) 「おかげさまで22名、42句の応募がありました。12句が入賞します。」

(拙者) 「入賞の確率は約5割ですな。」

(寺女) 「毎年良い句がありますね。」

(拙者) 「恥をかきに行っただけになりそうだ。」

(寺女) 「入賞すると 良いですね。」

(拙者) 「出来の悪い作品を添削してもらい出した句です。」

    「昔 小学校の夏休みの図画の宿題で 母に途中から描いてもらったことがありました。」

    「それと 似ています。」

(寺女) 「元々、助左衛門さんの作品を少し 手直ししただけですよ。そのままの作品もありましたね。」

    「少し待ちますので、付け句 お願いしますね。」

(拙者) 「は~い」

と拙者は元気に言って 当面を切り抜けた。