南九州への旅(その19)・・・・・・又丸、清楚な巫女さんに近づく
平成28年4月28日(土)
いつもの日のように7時には、起床。
松枝さんのマンションで朝食を頂く。
トースト、ゆでたまご、ハムエッグ、サラダ、コーヒー。
まるで東海地方のモーニングである。
宮崎に嫁いでも、モーニング文化はこの地で花開いている。
みやざき中央新聞の25周年記念講演会は開演時間まで時間があるため、拙者と又丸はブラブラする。
宮崎は神話の国、数々の神話に彩られている。
宮崎神宮駅は宮崎駅の隣駅。乗車しなくても駅間ウォーキングが楽しめる距離であるが、
列車に乗りたくて8時49分発延岡行き普通列車に乗る。8時52分、宮崎神宮着。アッという間に着いてしまう。運賃160円。
次の日豊線上り列車の時間9時59分を確認して宮崎神宮をめざした。
鳥居をくぐり、樹木の多い玉砂利の参道を歩くと、いつの間にか石畳に変わり、拝殿と庭が広がっていた。
参拝を済ませると、又丸は清楚な巫女さんに近づき、何かを話して、その巫女さんの指さす方向に真剣に走りだした。
いつもの又丸にはない真剣な顔であった。
暫くすると、とても爽やかな顔をして戻ってきた。
又丸に詳しい理由を聞く必要もない。
時間があまりなかったので、宮崎神宮駅に急いで戻った。
駅に戻ると少し時間があった。又丸はお守りを母への土産に買うべきであったと後悔する。
9時59分宮崎神宮発普通列車延岡行きに乗る。
又丸は日豊線のビデオを自宅に持っていて、日豊線を地元の人間のようによく知っている。
二両連結の先頭車両の一番前に陣取って、ビデオと変わりないか真剣に見ていた。
佐土原には10時14分。運賃280円。
会場の宮崎市佐土原総合文化センターは駅から5分もかからない場所にあった。
拙者と又丸は「ほか弁」のカツどん450円を買い、会場の隣の市立図書館に向かった。
(次回へ続く)