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愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

2022年高滝湖ワカサギ釣行記③ ~シーズン終了か?~ 

2022年03月09日 | ワカサギ釣り

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3月5日の相模湖は、釣果的には今ひとつだったものの収穫が多い1日でした。

連チャン宣言どおり、翌日3月6日は高滝湖に向かいました。

一抹の不安は、このところ桟橋付近の釣果が思わしくないこと。

一時期のような桟橋かかり釣りフィーバーは終了したのか??

手漕ぎ、アンカリング覚悟で2.5kgのアンカーを持参して出かけました。

 

前日の影響が残り気温は高め。

高滝湖に4:50到着で、気温は6℃ありました。

ただしこの日は北風予報。

最高気温はあまり上がらないので、防寒着必須です。

 

高滝湖は2月まで、6:30~16:00が釣り可能時間でしたが、

3月から6:00~17:00に延長されます。

そのため早めに到着したのですが、

意外にお客さんは少なそうです。

さらに、ボートの準備を早めに始めている人のほとんどが、

エレキをセットしたバス釣り仕掛けでした。

お手軽桟橋釣りでなければ、ファミリーは厳しいでしょうしね。

暗い中、いくつかのボートに乗って魚探反応を確認しました。

以前ほどではありませんが、それでもある程度は魚の反応がありました。

 

6:00を過ぎて、桟橋に係留していたボートから釣りを開始。

半信半疑なので1本竿で様子見です。

写真のように薄めの魚探反応はありますが、魚は全然口を使いません。

噂では、このあたりはワカサギよりオイカワの魚影が濃いとか…。

その通り、ファーストヒットはオイカワでした。

そしてそのまま30分、反応はあるのに魚は釣れない、という状態が続きます。

 

事務所で確認したところ、今ワカサギが釣れるのは、

A(下流)方面のミオ筋だそうで、

再下流の沢又橋付近が本命だそうです。

朝イチ30分ワカサギゼロでは、このまま頑張っても良くて2、30尾でしょう。

ここはゴールデンタイムを捨ててでも、沖に漕ぎ出すべきか?

先に出発した人たちは、みなエレキ装備。

おそらく最下流方面まで行くのでしょう。

エレキとバッテリーを借りると、3300円/日が余分にかかります。

エレキの導入は来シーズンからと思っていたので、

今回は人力で、手漕ぎで頑張ってみましょう。

上流のB方面ではなく、下流のA方面の方が少し近いです。

何とかなるかな?

桟橋ドームを後にどんどん漕ぎます。

加茂橋を超えA-4ロープ付近まで来た頃にはけっこう疲労していました。

ボートは慣れていますが、普段は30馬力の動力船。

アクセルを全開にすれば40km/hで滑走します。

高滝湖でNEOなら、数分で端から端まで行き来できるでしょう。

でも、高滝湖はエンジン船使用禁止。

エレキ以外の動力は使えません。

NEOを高滝湖で使おうとすれば、i-pilotしか動力に使えないので、

最高時速2km/hの超遅いボートになります。

それどころか、風力に動力が勝てず進めない可能性もありますね。

 

この日の風は北から南。

つまり、進みたい方向と逆でした。

湖の中央あたりに停めて魚探反応を見ていると、

あっという間に桟橋方面に戻されていきます。

それも、けっこう早い。

試しに仕掛けを落としてみると、1投で1尾ワカサギが釣れました。

釣れた場所の近くにブイがあったので、そのブイにボートを繋いで、

ここで釣りができないか試してみましたが、

この場所は群れの通り道ではなかったようです。

 

仕方ないので、もっと漕いでA-2のロープまで行きました。

実際のA-2ロープは、上の図で見るよりもさらに西の岸寄りにあります。

ロープをボートに繋いで、流れるのを抑えて釣りを開始しますが、

残念ながらここは魚探反応無し。

ロープ沿いに移動して再確認しても、ワカサギの反応はありませんでした。

 

さらに下流を見ると、沢又橋手前に何艘かエレキ搭載のボートが浮かんでいます。

ワカサギ狙いなのか、バス狙いなのかわかりませんが、

あまり動かないのはワカサギ狙いなのでしょう。

どうやらあそこが本命ポイントのようですね。

周辺では陸っぱりで釣りをしている人も多数いました。

 

あそこまで行くか!?

だんだん風が強くなってきていました。

これ以上北に行くには、更なる体力が必要。

そして、それに耐えうる装備もありません。

 

もう一度、最初の1尾が釣れたあたりに戻り、

アンカーでボートを停めてみましょう。

2.5kgのフォールディングアンカーを乗せているので、

それを落としてボートを停めようと試みます。

しかし、風によるボートの動きが早すぎて、

2.5kgのアンカーでは走錨してしまいます。

そうこうしていると風がさらに勢いを増し、

ボートはますます停め辛くなり、さらに波立って釣りも厳しくなってきました。

「諦めよう」

悪戦苦闘すること2時間余、風に負けてボート桟橋方面に戻ることに。

周辺を確認しても良い反応が無かったので、

9:00ころに、6:30に出航したA桟橋に戻りました。

この日のぐっちゃんの航路です。

写真で見ると大したことはありませんが、

何度も風に逆らってボートを停めようとしたり、

慣れない手漕ぎボートに、想像以上に体力を使いましたね。

 

桟橋に戻って竿2本仕様でリスタート。

ここで頑張っていた人によると、ポツポツ少しだけど釣れていたみたいです。

2時間半のロスは致し方ありません。

本当にポツ、ポツと1時間に1尾ペースで釣れてきますが、

その倍以上釣れたのが、

オイカワでした。

オイカワはアタリが大きく、かかったらよく引くので楽しいですが、

残念ながら持ち帰り対象ではありません。

 

戻ってきて係留した場所が悪かったのか、

ボートの下に太いロープが入っており、

ボートが風で動くと左の竿がしょっちゅう根がかりします。

そのうち魚探反応が全くなくなって、

釣れるのはたまにかかるオイカワだけになりました。

これでは仕掛けのロストがもったいないので、

再度右側の1本竿に変更。

 

11日前は満員御礼状態だった桟橋は、

この日は歯抜け状態です。

みなさん、ちゃんと情報を取っているんですね。

 

13:00、既に最後のワカサギが釣れてから2時間経過しており、

このまま頑張っても上向かないだろうと納竿としました。

なんと、この日の釣果は、

5尾。(そのほかオイカワ10尾ほど)

朝、漕ぎ出さずに桟橋に留まって釣っていても、プラス20尾といったところだったでしょう。

高滝湖最低記録を更新してしまいました( ;∀;)

 

うーん、寂しい。

前日の相模湖のワカサギに混ぜ込んで、なかったことにしました(笑)

 

この日の本命ポイントと言われていた、沢又橋手前・最下流の釣果ですが、

100尾を超えるような人はいなかったようです。

※釣りビジョン釣果情報より

 

正直、トップの118尾であっても(Bなので真逆の上流方面ですが)、

ベテラン釣り師が電動2本竿でやっていたとしたら、

むしろ退屈な釣りレベルだと思います。

A桟橋のトップは朝から夕方まで頑張っていたベテラン釣り師だと思います。

これはもう、全然釣れていないのと同じレベルでしょう。

一時のような500尾とか1000尾とかいう釣果はもう望めないのではないでしょうか。

A桟橋で年配のワカサギ師が、

「今シーズンはもうおしまい」

といっていたのが印象的でした。

 

ほとんどのワカサギ釣り可能な湖は、3月いっぱいでシーズンが終了します。

その後は山中湖や芦ノ湖だけが残ります。

残り僅かなワカサギシーズンをどこでどう楽しむか、

暖かくなって釣果が上向くことを期待しつつ様子を見ましょう。

 

相模湖・高滝湖のワカサギを唐揚げとてんぷらに。

今回のてんぷらはとても上手にできました(笑)

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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