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11月10日の金曜日、
夏期休暇が1日未消化だったぐっちゃん、お休みをいただきました。
その目的は、
定期検査、いわゆる船検取得です。
NEO-Gucchan号を前オーナー引き継いだのは1年半弱前ですが、
当然船検はそのまま引き継ぎですから、
その期限が2017年12月18日となっています。
新艇時が第1回、6年後が第2回、今回は12年後で第3回の定期検査ということになります。
ぐっちゃん、このボートは2006年製造だと思っていたのですが、
どうやら2005年製だったみたいですね。
トレーラーの初年度登録も平成17年=2005年ですから、間違いないでしょう。
もうすぐ11歳だと思っていたNEO-Gucchan号は、
実際は今年12歳になるということでした。
昨年の夏に、名義変更に訪れて以来の小型船舶検査機構千葉支部です。
NEO-Gucchan号は10海里までの沿海登録ですから、通常の3海里の法廷備品に加えて、
自己点火灯、海図、ラジオ、双眼鏡などが必要になりますが、
これらは当然準備済み。
夜間航行装備も全て揃っています。
救命胴衣には前オーナーの名前が書かれていたので、
ぐっちゃんの名前に書き替えました。
AM10:00に予約をしましたが、10分ほど前に到着。
事務所で手続きを済ませて、検査官と一緒に検査を始めます。
今回はベテラン検査員監視のもと、若手検査員が自ら検査を実施するというスタイル。
「えー? 新人さんの検査チェックを兼ねると、がっつり調べられそうだなあ」
なんて心配しましたが、船検の準備は万全だったので、問題なしでした。
ベテランから若手に対し、時々ダメ出しやチェックポイントの説明が入るので、
さすがにベテラン一人でやる船検よりは時間を要しましたが、
自己点検所を提出していたため船外機をかけることもなくチェックはどんどん進みます。
「一番最近ではいつ船外機を動かしましたか?」
「この前の日曜日です(即答)!」
「あ、そう…。」
前回の船検時に、i-pilotが無かったのか登録しなかったのか、
これが追加されたことによる重量増が問題視されて少し時間がかかりました。
過去の船検証に登録してあるけど実際に搭載されていないアンカーローラーと、
i-pilotは重量はほぼ同じで相殺になりますから大丈夫です、
というベテラン検査員の機転で事なきを得ました。
もしこの機転が無かったら、乗船定員が減らされていたかもしれません。
検査員さんに
「いま10海里登録なんですが、15とか20海里登録にできませんか?」
って聞いてみました。
「最大定員乗せて1時間で到達できることを証明しなければならない」
んだそうです。つまり、20海里取るためには、
定員の4名フル乗船で20ノット(時速37km)で巡航できることを、
実際に航行して証明する必要があるんだそうです。
NEO-Gucchan号の場合、20海里は実際にチャレンジしても難しいでしょうね。
逆に15海里なら、その気になって頑張れば取得可能だと思います。
まあ、やりませんけどね。個人でそこまで頑張るメリットを感じませんし。
そういう意味では乗船定員も含め、
予備船検登録をする製造メーカー(この場合マリンモーター)の 努力が必須なんでしょう。
なにはともあれ、めでたく船検は取得できました。
これで次回の中間検査まで3年間、堂々とボートを浮かべることができます。
もうひとつ、道具ネタを…。
ぐっちゃんはボートをトレーラーから降ろすときとトレーラーに乗せるとき、
ウェッダーを履いて作業します。
沖に出ているときはウェッダーは脱いで、レインウェアや防寒着に長靴を履きます。
そういう意味では胸まである本格的なウェッダーは脱いだり履いたりするのが面倒。
沖にいて小用をするとき、いちいち脱いだりするのも面倒です。
そこで、
こんなものを買いました。
これならばちょっと長い長靴みたいなものですから、
簡単に履いたり脱いだりできます。
自分は今までのウェッダーを使い、ゲストにこれを履かせて助けてもらう、なんて使い道もありますよね。
相棒I君にそう提案すると、
「おいらも同じの買いましたよ。」
やっぱり考えることは一緒ですね。流石です。
船検も終了して、出航準備は完了です。
船検は中間検査も含め3年に1回、トレーラー車検は2年に1回ですから、
2つがほぼ同時に来る年が6年に1回あります。
実は今年がそれに該当します。
次はトレーラーの車検の準備を進めています。
オフの間に整備は済ませているので、それほど手間も時間もかからない予定ですけど、さてどうなりますか。
11日土曜日は爆弾低気圧で強風予報ですね。
日曜日の方が海況はマシでしょうが、どこまで回復してくれますか。
それではまた おやすみなさい
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