
2022年度<合格体験記> (52) 【16:30~17:30】(和楽器)(スペイン語)/【14:00~15:00】(金刀比羅宮)(ポルトガル語)
●<合格祝賀会>でのご挨拶
●スペイン語・ポルトガル語(メルマガ読者、無料教材利用者)
①受験の動機
5年前にバルセロナのテレビ局の YouTube のサッカー系コント番組にハマり、スペイン語の学習を始めました。その目標として、高校時代にあこがれたことがあり、趣味(=勉強)が仕事になり、司法試験のような受験回数制限もない通訳案内士を設定しました。合格までに5回受験しました。
ポルトガル語(ほとんどスペイン語の方言、東京弁と津軽弁くらいの差)は、3回目不合格のときに、スペイン語の学習に滅入っていたところ、行きつけのシュラスコ屋の雰囲気が気に入り、2言語受験を目指して気分転換として始めました。
1次試験は2言語受験できないことを知り、3か月で勉強をやめ、今回4月にふと思い出し、勉強を再開しました。2次受験までの学習期間は合計1年弱です。4月以降は必死に勉強しました。
②第1次試験対策
<日本地理>(免除:国内旅行業務取扱管理者)
<日本歴史>(免除:センター試験)
<一般常識>(免除:センター試験)
<スペイン語>(免除:前年72点)
某スペイン語通訳案内士試験講座で勉強しました。設問3の文法問題が絶望的に苦手で本番も0点でしたが、得意の設問2と4で稼ぎ、設問1でほぼ満点を取り、出題ミスのプラス5点を加えて、合格ラインに滑り込みました。
文法問題は捨てていたので、設問1に賭けていました。文章読解は単語力でゴリ押し出来ると分析し、「分類式スペイン常用単語集」という、古いながらもポケットサイズで優秀な単語集で完全武装しました。
<ポルトガル語>(72点)
前年度のポルトガル語の過去問を5月あたりに解きました。前年度の問題は作問者が難易度設定を完全に誤ったようで、1次合格率半数越えの異常事態。私も「92点」をとりました。同年のスペイン語より点が高いことからも、難易度設定ミスは明らかでした。
スペイン語の問題と異なり、設問3の文法問題がパズルで解ける問題だったので、一転得意分野になりました。「作問者は難易度を上げてくる」とは思いましたが、設問3の作問方法は変えずに、設問1を難化するだろうと予想し、スペイン語と同様、「ニューエクスプレス・ブラジルポルトガル語単語集」というポケットサイズながら優秀な本で、単語力でゴリ押しを図りました。
また、4月から7月の間に、「日本的事象英文説明300選」の説明文をすべてポルトガル語で日本語文から作り直し、逐次、日本語が流暢なブラジル人講師を探して添削してもらって、オリジナル300選を作りました。
その際、「英検換算で3級レベル」を強く意識し、専門用語に逃げないことを徹底しました。作文力の醸成はこの方法のみで行いましたが、(語学力向上はともかく)試験対策という意味では最高の対策になったと思います。
結果は、設問3は全問正解、設問2と4でも稼ぎました。設問1は予想通り難易度が高く、西葡過去問通して難易度最高レベルでした。
全く文章が理解できないほどでしたが、何とか食らいつき、20点以上を獲得(20点近くをロス)。設問4の10点ロスと併せて、ロスを30点以下に抑え、合格ラインを死守しました。
(下記を利用しました)
<第1次筆記試験問題>
<通訳案内の実務>(48点)
観光庁公式テキストに、過去問すべての問題につき、該当箇所を蛍光ペンで引き、通勤中にテキストの苦手部分を何度も読み、全過去問で満点とれるようにしました。
この勉強はだいたい2~3週間の短期集中でこなしました。結果、過去問に出ていない(テキストには出ている)1問を除き、全問正解でした。
(下記を利用しました)
<第1次筆記試験問題>
ハロー注解付き<観光庁研修テキスト>
③第2次試験対策
某スペイン語通訳案内士試験講座で、徹底的に練習して、トライ&エラーを繰り返しました
「300選」は、他人の言葉を暗記しても無意味(そもそも覚えられない)ので、日本語文からすべて自分で作り直し、日本語で理解して暗記しました。面接の現場で「暗記したことを自動販売機のように吐き出す」わけではないので、外国語で暗記する必要はないと思います。
「○○は、重要」「○○は、おすすめ」などの頻出構文は、徹底的に暗記しました。
プレゼン対策について、日本語が流暢なブラジル人講師にお願いし、分かる限りの「全過去問のテーマ名」を講師に渡して、どんな難題が出ても30秒で何とか説明する訓練を繰り返しました。
リスニング対策については、「スペイン人はポルトガル語を6割しか理解できないが、ブラジル人はスぺ語を8割理解できる」と言われていることから、ポルトガル語のみ徹底しました。
YouTube動画(ポルトガル語)のリスニング等を指導してくれる日本人講師の某講座を受講し、2か月で西葡ともに聴解力が格段に上がりました。効果抜群でした。
また、前年度の不合格を反省し、「短く、ゆっくり、噛み砕く」、「説明ではなく会話のキャッチボールをする」を、非常に強い強度で徹底しました。
その際、<最終合格体験記>と<敗軍の将、兵を語る>を比較分析し、「同じテーマでどう差が付いたのか」を徹底的に分析しました。また、植山先生がされていた<面接模擬特訓>の受講者の感想文を、鬼のように読み込んで、共通項を炙り出しました。これがなければ今年も怪しかったと思います。
(下記を利用しました)
2次試験問題(2013年度~2022年度)
<最終合格体験記>
「日本的事象英文説明300選」
<プレゼンテーション・外国語訳>質疑応答予想問題60題
④ハローのメルマガ、動画、教材、セミナーなどで役に立ったこと
「日本的事象英文説明300選」と「<最終合格体験記><敗軍の将、兵を語る><面接模擬特訓>3点セット」です。「狭く深く」、この徹底が重要だと思います。
⑤ハローに対するご意見、ご感想、ご希望
ハローのメルマガは最強です。超難関だった時代からの受験ノウハウが蓄積されており、特に難化した最近の全国通訳案内士試験の対策には不可欠です。
⑥今後の抱負
どんなレベル(初訪日、ベテラン観光者、長年日本滞在歴あり等)の方にも「楽しかった!」「他ではできない経験ができた!」「こんな経験した俺私クールじゃね?」って思ってもらえるようなガイドをしていきたいです。
最後に、非常に有益な受験情報を無料で提供してくださった植山先生、本当にありがとうございました!
⑦<合格祝賀会>の感想
この度は「ありえへん」規模の素晴らしい合格祝賀会を開いていただき、ありがとうございました。大いに楽しませていただきました。名刺交換から祝賀会まで、濃密な時間を過ごすことができました。
思い返せば5年前、ハローさんのHPのトップ画面の合格者の集合写真を見て憧れを抱いていましたが、自分が5年後ここにいる事は想像できていませんでした。
1次試験のみならず2次試験においてもメルマガのアドバイスが合格に直結しました。当日お会いした方達も、先生の模試で力をつけて合格された方が多く、「同じ苦労を積んだ仲間がここに集っているんだな」という気持ちで感慨深かったです。
これから各団体への接触、登録、そしていつか来る初仕事と、緊張と恐怖の連続ですが、この合格祝賀会の高揚感をガソリンにして突っ走っていこうと思います。
思い返せば5年前、ハローさんのHPのトップ画面の合格者の集合写真を見て憧れを抱いていましたが、自分が5年後ここにいる事は想像できていませんでした。
1次試験のみならず2次試験においてもメルマガのアドバイスが合格に直結しました。当日お会いした方達も、先生の模試で力をつけて合格された方が多く、「同じ苦労を積んだ仲間がここに集っているんだな」という気持ちで感慨深かったです。
これから各団体への接触、登録、そしていつか来る初仕事と、緊張と恐怖の連続ですが、この合格祝賀会の高揚感をガソリンにして突っ走っていこうと思います。
そしてゆくゆくは自らツアーを作って発信していく側にもなれるよう、爪を研ぎ続けていこうと思います。
この度は楽しい祝賀会を開催していただき、ありがとうございました!

⑧<合格祝賀会>でのご挨拶
Sさんの<合格祝賀会>でのご挨拶を下記の 11:14 にてご覧いただけます!
Sさんの<合格祝賀会>でのご挨拶を下記の 11:14 にてご覧いただけます!
以上