sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

エスコートとミニラリー

2014-11-22 10:43:25 | 模型

懐かしいエッシーの完成品。近所の最後の模型店ポラリスさんが閉店するというのでタケさんとお邪魔すると、このエスコートの完成品が目についていタケさんお買い上げです。


手持ちのフィギュアと組み合わせて朝の光で撮影していました。


今や貴重なキット、エンジンまわりも良い感じです。


僕はミニクーパーの完成品を買いました。


ていねいな仕上げでプラグコードもご覧の通り。20年近く前の完成品でしょうか。


室内もベルトはご覧の通り。




実に良い感じですね。

ラリーカーのモデルもいいですねー。

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すべてはここからはじまった。NAVI 100号 92年7月ガイシャ特集から

2014-11-21 09:26:31 | BOOK

紙のクルマやイラストレーターとしてのお仕事。なんとかフリーで続けられているのはやはり紙のクルマの著者としての知名度のおかげでした。
ちょうどフリーになった96年はペーパークラフトの仕事も多く、イラストのお仕事と合わせて順調だった時代です。
ここ4ー5年の大変さはあの頃には想像もできなかったですね。


まだ学生だった頃、ひどくオンボロな81年式の黄色のルノーキャトル845ccのTL中古並行を見に行き、一発で決めてしまってからずいぶん苦労しました。
NAVIの影響も大きく、出来たばかりのクラブルノーキャトルジャポンをスクランブルカーマガジンの告知で知って入会、まだ学生でした。
そのあとしばらくしてこの外車特集の取材がありました。


当時夜な夜な会っていた事務局メンバーが集まり、某所で撮影会。クラブの方は業界人が多く、フランスの現地のはなしも楽しくてクラブにどっぷりと浸かっていました。そのとき持参した水彩画イラストと学校の課題で作ったシルクスクリーンのキャトルのペパクラ(クラブ用に100枚手刷りしました)
を副編だったオガワさんに気に入っていただきました。

イラストの方はその取材のすぐあと依頼があり、なんとその100号の徳大寺さんの原稿(5ページ!)にイラストをつけました。
このあと徳大寺さんの原稿にイラストをつけたり、単行本の挿絵もさせていただきました。


スズキさんより少し強めの印象でとの事でちょっとロード&トラックのようなタッチで描いたものです。


それまでも高校生の頃から細かい挿絵やTACS/JCCAのポスター等は描いていましたが、はじめてのメジャー誌の仕事、うれしかったです。


ここからイラストレーター溝呂木陽がスタートしたかもしれません。

持ち寄ったペパクラから、オガワさんが「他のも作れますか?」と聞かれて毎週のよう新作を編集部に持参、2-3ヶ月で2-30台作ったような気がします。それから単行本にする話が持ち上がり、コンセプトやレイアウト、清書作業に入ります。
昨日アップしたこちらは、その時の清書ですね。


Macでの外部トレースに2年間それからかかりましたが。著書が出た時はうれしかった!

キャトルに乗って山や海やいろいろ遠出をしましたが、あの黄色いクルマと仲間たちが今の僕を作っていますね。
あのおかげでフランスにはまり、ペパクラや水彩画の今のお仕事につながっています。
懐かしい20年前のお話しでした。





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紙のクルマ20周年 溝呂木陽

2014-11-20 09:45:38 | ペーパークラフト

すべてはこの1冊からはじまりました。
1994年の年の暮れ、二玄社から発行された「紙のクルマ」
20年目の本がまだアマゾンから買えるのがうれしいです。


こちらが、その本を作っていた20代の頃、まだパソコンも持っていなかったので手書きでトレペに雲形定規で描いた展開図です。


こちらはサインペンを使った色指定紙。CMYKのチャートを見ながら色指定しました。
これらをもとに、2年かけて24台の紙のクルマをMacでトレースしてもらい、毎日会社の帰りに二玄社に通って、仕上がった展開図にはさみを入れて組み立て、赤ペンで修正を入れていきました。
当時は小川フミオさんが担当で、本当にお世話になりました。
本に入れる文章、本の題名等も自分でアイデアを出しました。
まだイラストレーターとしては駆け出しで、この本が出た事でイラストレーター、ペーパークラフトの溝呂木陽が世間に認知していただくことができました。

ここ3ー4年はほとんどペーパークラフトの発注がなく作る事もなかったのですが、NAVI CARSで連載のお仕事を頂いてからペーパークラフトの紙のクルマが復活して、少しずつお仕事も入ってくるようになりました。
そんな感謝の意味も込めて、11月26日発売のNAVI CARSでは、20年目のアルピーヌの展開図を新たに解釈していまだから作れるアルピーヌを製作しました。


こちらが、今回作ったアルピーヌの展開図のプロトタイプからの流れ。側面から2Dのイラストレーターで起こして、作りながら煮詰めていき、6回作って完成しました。
あえて、展開図の開き方は20年前とほとんど同じにしています。今号が発売になったら、その制作過程もご紹介する予定です。


こちらは、20年前の展開図に手を加えて20周年仕様の展開図を製作。
サインを入れて、今年作った新しい展開図と合わせて2枚セット、500円送料込みにて販売いたします。


さらに、95年の貴重な第2刷の紙のクルマにサインを入れて、2枚の展開図をセットにして2500円送料込みで販売いたします。
ご希望の方はメッセージをお願いいたします。

この12月14日にはおもちゃ蚤の市、横浜ワンダーランドマーケット@産貿ホールでもその場でサインを入れて、画集や2015カレンダーと共に販売いたします。
よろしくお願いいたします。

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ヤオトメモデルカー 1/24 フォードGT40 完成!

2014-11-19 09:40:25 | 模型

ヤオトメモデルカーのGT40、完成しました。
シンプルでとても良いキットです。


シャーシはこれだけ。シートはデカール再現、シートベルトはシルバー印刷もされた厚手の紙シールです。


ウィンドウはバキューム。サイドは切りすぎたので、フジミのキットから現物合わせに切り出しました。
ルームミラーはフジミのパーツ。


テールライトは14番は4灯ですが、キットはガルフタイプのメタルパーツです。
ジャッキフックはフジミから。


ライトはメタルパーツですが厚さが6ミリ以上あるので削り込みます。あごの小さなライト類もフジミから。


フィラーキャップはメタルパーツ、ワイパーはフジミから。


フジミと並べてみました。


ノーズの大きさの解釈にかなり違いがあります。ヤオトメさん、良い形しています。




ヤオトメモデルカーのページから、トランスキット1万円、フルキットは2万円で発売です。


アルバムはこちらから。
ヤオトメさん、ありがとうございました。

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ヤオトメモデルカー 1/24 フォードGT40 製作開始

2014-11-18 09:25:30 | 模型

先日お送りいただいたヤオトメモデルカーのフォドGT40
フルキットとフジミ対応トランスキットで発売だそうです。


キットは肌も美しく、ペーパーもほとんど当てずに、洗剤とプライマーで塗装出来ました。


ホイールは挽き物、タイヤはレジン。フロントがはまらなかったので、モデラーズのシャパラルに換装。
インナーの穴はメタルのスピンナーがはまるように穴を広げました。


シャーシに軸穴を開けて仮組。これはかっこいい。フジミより丸くて猫背な解釈でしょうか。


白サフと1番の白を吹いて、マスキングして赤を吹きました。今回は79番シャインレッドの上にタミヤのイタリアンレッド。3番を切らしていたので。


デカールはジャンクから。先日ホビフォで買ったヒロのデカールセットにフィリピネッティをみつけました。


内装もシンプルですが、デカール再現のシートが良い感じ。


うしろもいいですね。


これはかっこ良く仕上がりそうです。
ヤオトメさんありがとうございます。

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