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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/24 TC BERG ALFA ROMEO GTA 1300 JUNIOR 製作開始

2010-06-07 21:06:18 | 模型
前回に引き続き、レジンの24モデル、赤いイタリア車をお送りします。

このベルグのGTAは、アルファのジュリア24モデルの中でも決定版のプロポーションと言われ、難しいラインを見事に再現しています。
80年代後半のアルファのレジンモデルブームの中でも、特に出来のよいものでオークションでも高めのものが多い中、このキットは前オーナーがグリルを彫り込んだりウィンドウ前のスリットをタミヤのものに置き換えようと切り出したところで力尽きたものだったので、5000円という安値で手に入りました。

A1
この状態を

A2
エポパテとへらを使ってここまでつなげました。

A3
ここまでグリルを彫り込むのは、さぞたいへんだったことでしょう。
グリル下の十字のプレスは、ヤスリで彫り込んでみました。

A4
このころんとした感じは、まさにジュリアです。

A5
今回のロッソアルファは、79番のシャインレッドに81番の赤2号あずき色を吹き重ね、最後に3番の赤でコートしました。

A6
デカールはキットのもの。カリグラフ製ですが、まだきちんと生きていました。

A7
クオドリフォリオとアウトデルタで、シンプルな出で立ちにしました。

プロポーション命で仕上げてみましょう。



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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>おはようございます。 (ひろポン)
2010-06-08 10:01:24
>おはようございます。
この名作を手にいれられたんですね!いいなあ。
これ欲しかったんですよ、買えなかったけれど。

内装、足回りはタミヤからですか?
たしかエッチングパーツやメタルのホイールが入ってたような?
24のジュリア系モデルではピカイチの1つなので完成が楽しみです!!
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う~~~む。 (クラッチョ!)
2010-06-08 10:19:52
う~~~む。
予告あったとは言え、340MMの後に1300GTAがくるとは。。。
ズド~~~ンと深く刺さってしまいました。
これまた大好きな車。始めて運転した外車が知合いの段付きでした。
その体験がその後のイタ車好きな人生を決定的にした訳ですが(笑)。
タミヤとグンゼを在庫していますが、レジンがあったんですね。
これは製作記、楽しみにさせていただきます!!!
返信する
ひろポンさま、このキットは内装やシャーシはレジ... (ミゾロギ)
2010-06-08 15:03:27
ひろポンさま、このキットは内装やシャーシはレジン、フィッティングパーツはメタル、どれも良く出来ています。
キットのパーツで仕上げようと思っていますが、やはりいいカタチしていますね。
段付きはいいですねえ。

クラッチョさま、このキットは段付きの決定版。
ボディのルーフの丸みやお尻のすぼまりが絶品です。どこをとてもジュリア。
いい感じです。
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段付き! (たかとと)
2010-06-08 17:55:58
段付き!
僕はグンゼのを組みました。
タミヤのは入手していません。
フロントの造形は上記2社に比べ抜き出ていますね。
ホイールの出来も気になります。
ロッソアルファもいい感じ。この「スミ」を一滴たらした赤が大好きです。

プロポーション命。いいフレーズです。
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たかととさま、難しい車をこのキットはものすごく... (ミゾロギ)
2010-06-08 19:41:28
たかととさま、難しい車をこのキットはものすごくよく表現しています。
グンゼはやせて見えるしタミヤは乗用車的、このころんとした感じはベルグだけのポイントです。いいキットですよ。
すっきりと作ってやりたいものです。
返信する
このBERGのkitは以前フリーマーケットで手に入れま... (原 敬洸)
2010-06-09 19:21:19
このBERGのkitは以前フリーマーケットで手に入れました。先日溝呂木さんが作り始めたのをブログで拝見してからすぐにクローゼットから探し出し改めてタミヤ、グンゼのドンガラと比べてみましたがあまりにフォルムが違うのはびっくりしました。古今東西アルファのミニチュアカーやkitは星の数ほどありますが決定版が少ないというのはVWやMINIと同じでこの絶妙なフォルムを形にするのは難しいのでしょうね。BERGはパーツの構成がまた変わっていますね。ドアの内張りがボディと一体になっている24のkitは初めてです。どことなく43に近いものが感じられます。80年代から90年代はプラ、レジン問わず本当に数々のkitが夜空に輝くキラ星のごとく溢れていました。私は85年に生まれたので経験できたのはわずかでしたが、今振り返るとあの黄金の時代をギリギリ体験出来たことを幸せだと思います。
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原さま、おっしゃる通り、80年代後半から90年代は... (ミゾロギ)
2010-06-09 21:52:16
原さま、おっしゃる通り、80年代後半から90年代はじめまでのレジン元年。実にたくさんのアルファなどがキット化されました。今見てもシンプルな構成ながら鋭いプロポーションのものが多く、現在でも貴重な車種が軒並みキット化されています。
EXモデルも、275GTBやTZ、エスハチのクーペ(モデラーズ)など素晴らしいものがあったり、当時はMr.クラフトに行くのが実に楽しかったです。
ぜひ原さまも、今から当時のキットを完成させて日の目を見させてあげてください。
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溝呂木様 (原 敬洸)
2010-06-09 22:40:32
溝呂木様

kitは箱の状態でも楽しめるという人も中にはいますが、私はそのような高等な趣味を持ち合わせていないので未組みの状態は本当にストレスが溜まります。社会人になり学生の頃では奮発しないと買えなかったkitにも少しは手が届くようにはなりましたが、未組みの状態のkitが増えるほど何だか充たされない気分になります。小学生~高校生位の時に2~3日で自分のイメージを元に気軽に組んだり、雑誌や模型屋さんの作例を見て、どうすればこんな雰囲気が出せるのか模索していた時代の方が本当に楽しかったです。
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原さまはストックの数がものすごいでしょうねえ。 (ミゾロギ)
2010-06-10 06:46:25
原さまはストックの数がものすごいでしょうねえ。
でも人生では、キットを買える時期や作れる時期というのがあるので、作れるときに作ったらいいですよ。
私はストックは20-30個だと思うのですが、買える時期に買ったものを今ひたすら作っています。。
たまたま出会う時期というのもあるんですよね。そういう時は買っておくと後悔しないです。
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