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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/24 エブロ ルノーキャトル GTL EBBRO RENAULT 4 GTL clan 製作開始

2014-10-06 07:49:02 | 模型

エブロのルノーキャトル、GTLコンバージョンパーツを入手しましたので、クランバージョンで製作を開始します。
キャトルは長い生産期間の最終、5-6年間に日本に主に輸入されたので、国内のクルマは80年代後半がほとんど。そのうちいくらかはクランと呼ばれるバージョンでした。
リヤにクランというステッカーがついていたり(うちのはついていませんでした)、クラン用ホイールが付いていたり、(R12ゴルディーニのようなタイプ)、それがついていないクルマもありました。

エブロのこのパーツは、単体1200円。ホームページでも追って通販されるそうです。

今回は90年頃のGTLが20年間生き延びてパリで残っていたという設定で、今年のパリで見たキャトルもイメージして製作します。
まずは定番ヒンジ工作。


ここはドリルでボディへ貫通させて、針金を通します。






テールゲートのヒンジも金属パイプをつけて、針金を通します。


ボディはリヤフェンダー角アールのパーティングラインの型の段差を消してから、ダークイエローとNATOブラウンをを吹きました。
新しめのロットでは段差が少ないようです。フロント角は少しヤスリでへこみをつけています。


上からタミヤのライトサンドと、アサヒペンクリエイティブカラーのカントリークリームをムラが残るように吹いて、角等の塗装をはがします。


イラストレーターで版下を作って、90年頃のパリナンバー、GTLのメーター、国籍マークなどはPPのシール用紙に、クランのステッカーやパリのキャトルで見た動物シール(ムースとロバ)は、インクジェット用デカールに、GTLのエンブレムはシルバーシールに、一気に印刷しました。


このパーツセットのキモ、サイドプロテクターはサフ塗装したあと少し黒で汚して、裏に押し出しピンがあったので削ってからGクリヤーで貼付けました。


ちょっとゴチャッとした感じに貼り付け。


いつもの内装の塗り分け。ウィンドウを表裏からマスクしてから、茶色系を吹いて内装をマスクしてからボディ色を吹きました。


このキットのもう一つのキモ、クランホイールは素晴しい出来。黒を吹いてからシルバーを軽く吹きました。このへこみにすべて黒が入っているバージョンもありますが、今回はクドくなり過ぎないように。バンパーもメッキをキッチンハイターで落としてから錆塗装を。


窓枠は黒く塗って、スライドウィンドウをGクリヤーで貼付けます。はみ出したら根気よくやり直しましょう。爪や指、楊枝で取り除けます。ガラス面のストッパーはグロスのブラック。


ウィンドウが入ると一気にそれらしく。


これは楽しいですね。完成が楽しみです。


おまけ、今年見たパリのキャトルです。もうパリにキャトルはほとんどいませんねー。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
真骨頂! (Mr.M)
2014-10-06 16:17:57
こんにちは!
まさに、ミゾロギさんの真骨頂的な作品に仕上りそうっすね~!(((o(*゜▽゜*)o)))
完全に立体絵と感じました。仕上がったら実物観せて下さいね~!

入れそびれちゃいましたが…
A110どれも雰囲気バツグンですが…
特に1番最後に出て来るリアインテークのが好きっす。 あそこを切り取る…あれだけで、A110以外のなんでも無いですよね!d(^_^o)
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ありがとうございます。 (ミゾロギ)
2014-10-06 19:59:09
いつもコメント感謝です。そちらもいい感じに進んでおりますねー。
このキャトルはじめてやれモデルを作りますが、流行の廃車モデリングではなくあくまでも現役のボロ仕様なので、やり過ぎないようにしています。
ぜひ、19日にご覧下さい。明日明後日は有楽町の自動車アート7人展に伺います。お時間あったらみておくのもいかがですか?
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