価値観の変化

スペインの銀行が、ほぼ破綻しそうなこのとき、心臓麻痺が起こりそうな話が飛び込んできた。
なんと、ドイツ銀行が、資産を凍結し、ユーロから離脱する決定を下したというのだ。
これが何を意味するのか。
つまり　ユーロ資産はすべて　ゼロになってしまう。
サブリン債はジャンクとなり、すべてのユーロ国債は凍結・・・つまり換金できなくなる。しかも円高はおそらくあすの朝刊が届く頃には、対ユーロで10円にもなるだろう。
さらに、その事態を回避するために、フランスが、イギリスに働きかけてドイツを説得しようとしているが、すでにメルケル首相は、すべての議論は終わった。ギリシャの破綻危機を回避させ、イタリアを援助するところまでが、ドイツ国民にとっては我慢の限界であったと説明。今後の見通しは　明日までに、スペインが回避策を明確に示さなければ、ドイツはすべてのユーロから離脱するという。
さらに、アメリカのオバマ大統領は、土曜日の深夜にFRBのバーナンキを呼び出し、大至急対策を打つべく米ドル資産の現保有ユーロ高の確認を始めた。
日本にある100兆円のユーロ資産はすべてゼロになる。すでに多くの日本の銀行と保険会社はユーロを叩き売っているが、スイス中銀は前四半期に増やした70億ユーロをあす叩き売る準備をしている。

日経株価がおそらく明日大幅に下落させられるであろう。

なにも　こんなタイミングに・・・
え？エプリルフール？