Sydney Yajima


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大事なことを考えてみた

2011-04-09 07:51:59 | フリーメーソン
基本にもどって 考えてみると、
日本が今のように成長できた理由には、その性格の従順さにあるとおもう。
司馬遼太郎によると、倭 という意味はもともと、従順な人 という意味だったそうで、それは任那というところに、日本人が当時住んでおり、その人たちを指して言ったものだとか。
日本人の性格は、もともと従順であり 何かをするとき、組織として行動すると大きなことができる。
韓国人がよく言うことに、「一対一なら韓国人が勝つが、3対3になると日本人が勝つ」のだそうだ。
それは、日本人の組織力を 言っている。
これは、個の主張の強い韓国人と 集団での主張をする日本人との違いを的確に表現している。
例えば、芸能人などという個の主張を強く出来たら生き残れる世界では、韓国人は圧倒的に強いわけだ。
しかし、製造業などになると、個の主張が強すぎると ともすれば労働闘争となり、意見が分かれて収拾がつかなくなるのも韓国である。

今回の東日本大震災における、日本の対応も、非常に日本らしいと思った。
つまり、個の力にたよることなく、みんなで乗り切ろうと、最初にスローガンをあげる。
「あなたは一人じゃない」というメッセージだ。
もしこれが、オーストラリアなら、
「おい、そこのオーストラリア人、はやく立ち上がれよ」という掛け声になるだろう。
"Come on Aussie...Get up Mate!!!"
と言う具合だ。

日本人の強さの分析をするとしたら、おそらくその集団性であろう。
ひとりひとりは、とても穏やかで、どうみても、第二次世界大戦でアメリカと戦うような顔はしていない。
どちらかというと、ぼんやりと立って鼻くそをほじっているような顔をしている日本人たちが、アジアを侵略し、アメリカに奇襲をかけたりしたわけだ。
大それたことを・・・と思うのは、今の空気を吸っている日本人だからかもしれないが、それにしても、である。

日本が乗り切るためには、集団がひとつになる必要があり、そうなると、とても大きな力を示す。
もっともな理由がそこにはあるわけで、具体的に言えば、1億人以上の人間のパワーの集結なのだから、一点をめざすと、当たり前に すごいはずだ。
一億人といえば地球の人口の2%にあたる。
おおよそ、100人に2人の割合で、地球には 日本人が住んでいるわけだ。
少ない人数かもしれないが、それでも、人数の頭数にはいる十分な数字だ。
少なくとも、ほとんどの国がそうであるように、ポイント以下の人数ではない。
この割合から言えば、中国人は、26人程度、インド人は20人、アメリカ人は6人程度となるけれど、ふたを開けてみれば、中国人は、50以上の人種の坩堝であり、インドには、何百という宗教が乱立しており、アメリカにいたってはフルーツバスケットのようにカラフルである。
日本は、それにくらべて、二人しかいないのであるが、それでも、まとまりやすい要素がたくさんあるわけだ。
戦後の復興が奇跡だと言われていたが、奇跡でもなんでもない、必然である。

だから、日本はまた立ち上がる。
そのためにかかる時間は、また世界を驚かせるほどの速いスピードだろう。

方向性を間違うと またとんでもないところへ行ってしまうのが心配なんだが・・・
なにしろ、決めたら、レーザービームで飛んでいくので、誰も追いつけないかわりに、後戻りもできないという・・・





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