Sydney Yajima


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日本の人々

2011-10-10 01:55:16 | 世界情勢
東日本大震災のあと、日本人の多くは、痛ましい気持ちになり 同情と混乱する政局と福島県の放射能汚染で、「もうたくさんだ」と思った。
「もうたくさんだ」
と思うと、人間はどういう行動を取るか。

目を閉じ 耳をふさぐのである。

今の日本は、昭和時代に戻りたいと考えている。
あの 平和で安全で、なんとなく未来がありそうだった、昭和の終わりごろの空気に戻りたいと思っている。

耳から入ってくる絶望的なニュースを 聞き流して、昭和の時代の会話のやり方ってどうだったのかを思い出し、それをなるべく再現し話をしよう。新しいものがたくさん入ってきていて、ちょっと昭和とは違うけれど、音楽もゲームも町並みも、お酒の飲み方も、ちょっとちがうかもしれないが、あの時代の空気に戻そうとしている。

考えてみれば、それは責められる事ではなく、むしろ 当たり前のことなのだが、しかし、今の問題を直視しない態度は、どうだろう。
問題は 先送りできるものと、してはならないものがあり、今 日本が対峙している状況は予断を許さない種類のものである。

戦争で爆弾が落ちた後、こわれた庭を「ああでもない、こうでもない」と修理していたおとうさんがいたとしたら、彼はその後、どんな人生を歩むことができただろうか・・・

私たちは、フェアではない生活をしている。
人生はフェアではないし、国と国の関係も 決してフェアであはない。

そんな中で、私たち自身が強くならなければ、おそらく私たちが幸せになれるかもしれない機会さえも、見失ってしまうのではないだろうか・・・

振り返って 時代を懐かしむのもいいだろう。
しかし、次の行動をすることを ぶれずに考えていこう。


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