Sydney Yajima


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キャピタル クランチ

2009-10-28 19:52:01 | 世界情勢
クレジットクランチが去年の今頃、大きく来た。それが、世界中の株価を押し下げたし、アメリカをボロボロにしたといわれている。
日本は、自民党政権・・・特に竹中・小泉路線・・・アメリカに郵貯を持っていってアメリカの信用不安の債権をまとめて買い取る方式・・・が、微妙なバランスの変化で間際で停止したことで、損害が、もっとひどくなるところを、その10分の一程度で済んだ。
これは、賢い選択をしたというわけではなく、小泉旋風に踊らされた国民が、間際で手仕舞いしたという感想を持っている。あるいは、もしかしたら、日本の官僚がリスク面を監査して、止めたのかもしれないが、本当のところは、よくわからないまま、しかし、ギリギリで停めたことは、幸いだった。
もし、あのまま、小泉が首相のまま 郵貯を去年の前半に全額アメリカの債権にぶっこんでいたら、日本の国は、半壊したかもしれない。

竹中は、今でも、アメリカに金を入れるべきだと言っている。誰が、彼の後ろ盾になってそういわせているのかは、分かりやすいカラクリだ。

さて、去年の今頃、クレジットクランチが起こったことは、みんな知っているとおり。ちょうどあれから一年。

これがキャピタルに及ぶのを怖れたアメリカ主導部が、政治の力で税金をどんどんと使って、様々な方法で、海外からの金をかき集めたが、結果は、ひっくり返すわけではなく、進行していくスピードにブレーキを掛ける役目をしただけだった。
ブレーキはカンフル剤とも言われるが、ひっくり返す力にはならない。

キャピタルクランチがきたとき、本当の不況が来る。それが、今よりももっとひどくなるとしたら、まず雇用・・・

日本はアメリカ依存型からの脱却をし始めている。すでにアメリカには、それに対応する力さえない。


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