Sydney Yajima


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酒井 法子

2009-08-11 01:54:39 | 世界情勢
滅多に経済以外のことは書かないが、今回は酒井法子のことについて書く。
なぜなら、世界的にも大々的に報じられている大事件になっているからだ。

イギリスBBCを始めとして、世界中に酒井法子という東洋の端っこのちいさな女の子の覚せい剤で逮捕されたことが、何度も報じられている。
もちろんシドニーモーニング ヘラルドでも載ったし、それこそ、大事件の扱いだ。

酒井法子というひとが、どんな活躍をして、どんな声なのかさえ、私は今まで知らなかったが、今回の報道の重要な扱いをみて、驚いている。

まず、最初に思ったことは、なぜなんだろう???

ということだ。
一体、経済活動にとって、あるいは世界にとって、この女の子の逮捕でどれほどの 影響がでるのだろうか???と考えてみた。

なにも思い浮かばない。

おそらく、そういう直接的な理由ではなく、もっと間接的に、なにか、日本の未来に対して 警笛を鳴らしているのかもしれない・・・

オーストラリアでもドラッグは社会的に大きな問題だ。大学でも何度もドラッグ 撲滅キャンペーンがはられているし、セレブと呼ばれているほとんどの人は、ドラッグに何らかのかかわりを持っているとさえ言われている。なぜなら、彼らのパーティーではドラッグとセックスはつきものだから、それらを最高の状態で楽しむ恍惚感の絶頂には、欠かせないアイテムだとまで言われている。

今回、覚せい剤を吸引したりあぶったりしていたことは、ただの素人が面白半分にやっているという段階はとうに超えていて、かなり 深く入り込んでいるはずだと思われる。

ドラッグの問題は、だいたい戦争のあとに社会問題として大きくなる。
戦争で兵士たちがドラッグを手に入れて 常習するからだ。とくにアフガニスタンではポピーを栽培しており、以前はトンガ王国などを仲介してアメリカ本国にドラッグを送り込んでいたが、今ではもっと別のルートで送っている・・・政府の関係者や、警察の関係者にも その仲介をする人間がいるとされており、その経済価値は、相当なものだといわれていて、実態は深い闇の覆われているために見えないが、今回の日本の逮捕劇の裏側から垣間見られるように、深刻になってきている。

ドラッグは、あなたを滅ぼす。
そしてそれが分かっていても あなたはやめられないだろう。
それほど中毒性が強く、一度手を出すと、それは あなたの骨までしゃぶりつくしていくだろう。だが、それが分かっていても やめられない。

日本の警察が、オーストラリアの警察のようないい加減な警察官が少ないことは、幸いだ。オーストラリアでは警察官が、押収した覚せい剤を売っていたり、売春宿を経営していたりするから、日本の警察とは比べ物にならないほど、悪い。
だから、今回の逮捕劇をみて、今後の警察の対応がどれほど真剣になっていくのか、期待したい。なぜなら、ドラッグはそれを使用している本人だけではなく、周りの人間を巻き込み、やがて社会をも滅ぼすからだ。

世界がこれほどに注目しているのは、日本の社会がどれほど良俗に忠実なのか。もし良いのであれば、それはどれほどのものなのか?一体、どういう対応をして良い社会を保っているのか?
もし日本の社会が、悪くなっているのなら、どれほど悪いのか?それは、もう後戻りできないほど崩れてしまっているのか?
それを、知りたいと願っているからだろう。

日本の社会はこれから、ドラッグに対してどう向き合い そしてどう処置していくのだろう?


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