Sydney Yajima


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2010-10-15 00:57:58 | 世界情勢
SMA
ストラテジック マネージメント アカウント

このなかで、コアになる部分が、今までのクラッシックなドライヴであった人間の労働時間を基準にオーバーヘッドを計算してきたやりかたを、機械の時間で計算しなおし、新たに、別の基準で、新しい戦略を練るという方法に替わってきている。

つまり、人間が今までやってきた労働のほとんどを 21世紀には機械が取って代わり、チャップリンの モダンタイムスは歴史になるということである。

これは、どういう意味か?

これは・・・
中国の人海作戦は、終わるということを、新しい会計戦略で告げているに等しい。

人件費が安いことは、今後 競争力にはならない。

つまり世界の工場は中国である必要はなく、アメリカや、オーストラリアでも どこでもいい。
サハラ砂漠の真ん中でもかまわない。

物を作るのは、機械の仕事であるので、もはや、次の世代では、人間は、消費をするためにのみ存在するということになる。
より他界技術水準と、教育、医療を充実させて、人間は衣食住のために働く必要がなくなる。

ロボットは、それ自体、あらたに消費や欲求を満たせるために行動することはない。

さて、そうなると、今後 ロボット技術を持った国がより大きな力を持つことになる。

これは、現在進んでいるもっとも重要な 世界の動向だと、断言していいだろう。
そして、これも対中国への大きな牽制になっている。

なぜなら、中国はまだ、19世紀の終わりから20世紀の始まりの社会構造なので、ロボットがすべてをやっていく先の時代を想像することさえ難しい段階だからだ。
さて、昨日から続く為替戦争。

私は、大いに迷う。
シンガポールは自国通貨の防衛・・・つまりシンガポール ドル高を認めた。
オーストラリアも同じだ。

国の通貨が、強くなることは、国の力も強くなっているという考え方もある。


日本は、ひとつの呪縛にかかっている。
つまり、円安は輸出産業にとって、よくないという経済理論だ。

短期から中期的にはそれは間違っては居ない。しかし。
長期的に考えれば、円高は、国力の発展を意味しているとも考えられるのではないか?
今の円の水準は、30年前から考えると、4倍以上の強さだ。

しかし、過去30年。日本は、一度でも沈没したことがあったか?
地球の半分以上は、日本車によって埋め尽くされている。

日本の輸出産業が円高で駄目になったことはない。
もし 日本が、本当の意味で、駄目になるとしたら、技術を磨き、そして技術者を大事にしない時代になったときだ。