Sydney Yajima


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バブルとは

2010-03-11 03:04:02 | 世界情勢
バブルという言葉は、定義がきちんとしていない。
経済が、好景気になっていることを、バブルというのか、あれは、今から思えばバブルだったというのは、好景気過ぎた状態を言うのか・・・にしても、数字でどこからどこまでが、単なる好景気で、どこから先が、バブルなのかが、曖昧。それをきちんと測れないのであれば、安易に、あれはバブルだったなどというべきではないと思う。

今の中国の不動産高騰は、当然の帰結で、経済が良くなり、インフラが整備され始めると、郊外に人が住み、今まで、見向きもされなかった土地に値がつく。
中国の土地は広く、まだまだ、開発するべき余裕があるので、これから郊外の様々なエリアの値段が上がる。当然、投機が起こり、その金が異常に動いて、多分、そこからが、バブルになるのだろうが、それにしても、どこから・・・ということが言いにくいので、冷静な判断は、難しい。

ところで、1990年代初めに崩壊した日本のバブルは、確かにあったと思う。
日経平均が4万円を超えたときではなく、実際には、多分2万円を超えたとき、あるいは3万円を超えたときの、どちらかに、バブルの始まりがあったのかもしれない。

ただ・・・かもしれないとしか 言えない。

物の値段は、そのときの価値観で簡単に変わる。

日本の今の価値観は、ただ毎日が、面白くバラエティーのような単純で、その場しのぎの笑いが続けばいいのであって、人生だとか、生き方や、気概を持つなどということは、面倒くさいと片付けられる。
あっ、しかし、必ず、こういう気概のなさというのは、歴史上、本人にひどい災難として戻ってくる。
一番を目指さなくなった奴に、二番で いつづけることも 出来ない

金メダル、 銀メダル、 銅メダル

この三つのメダルで、一番悔しい思いをするのは、銀メダルの奴なんだ。
銀メダルは、もうちょっとで、金メダルになれるかもしれなかったから、悔しがる。
銅メダルのやつは、悔しがらず喜んでいる。だって、ひょっとしたら、もうちょっとで4位で何にも無かったかもしれないんだから、「メダルをもらえて よかった」となるんだ。

日本は、ずっと銀メダルだった。
もう悔しがる気概が無くなったら、すぐに、銅メダルももらえなくなるだろう。