Sydney Yajima


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日本の参戦

2009-03-27 10:15:21 | 世界情勢
日本の参戦

2009年は、いろんな意味で記憶に残る年になるだろう。北朝鮮は、すでにミサイルを設置し、いつでも燃料注入できる体制になっている。このブログを書いている間にも次々と情報が更新されているので、油断できない段階になった。
ミサイルが発射されるのは、間違いないだろうという論調が目立つ。参照これは4時間前に書かれたロイターのニュースだが、今月の26日にはアメリカの人権団体が、ジュネーブで大きく北朝鮮の現状をとりあげ、きびしく追求している。
参照

戦争を始めるときは、まず大義名分を掲げる。そうしなければ自国民が、納得しないからだ。そしてその大義名分に応じてくれる仲間を募る。戦争は共同で張るほうが有利だからだ。したがって、大義名分は、証拠を伴う形で、できれば、一国よりも国連や、国際機関の同調で行うのが、より力を持つのは言うまでもない。今回は、ジュネーブで人権団体の力で発動している点、大義名分は明らかになっている。

ここで北朝鮮の撃つであろうミサイルは、アメリカ、日本、韓国のそれぞれが派遣しているイージス艦に迎撃される運命にある。参照

アメリカは自信満々で、日本も、やる気をみせている。その証拠は、今日中に防衛庁から発令された迎撃命令である。参照(浜田靖一防衛相が自衛隊法82条2の第3項に基づき「破壊措置命令」を自衛隊に発令した。)

問題は、このあとだ。仮に、ミサイルの迎撃が成功したとして、それがどういう化学変化をするのかが、私たちにとって一番問題になるはずだ。・・・というのは、北朝鮮が、報復に出てくる可能性である。参照

今回のミサイルをもし迎撃しなければ、直接の被害は最悪の場合でも秋田県の一部に出る程度だ。参照 だが、同時にそれは北朝鮮がアメリカ本土まで届くミサイルを作ることができるという新たな交渉カードを手に入れることを意味する。日本はすでに北朝鮮の射程範囲に入っているので、いまさら迎撃をする意味合いは、実のところ、薄い。それよりも、今回の迎撃は、より、アメリカにとって利益になるという点は、無視してはならないだろう。

もし北朝鮮が、発表どおり、迎撃は戦争を意味するゆえ、ミサイルを迎撃した日本と 事を構える となると、日本は、戦争になる。
秋田県の一部にちょっと被害が出る可能性のあるという程度の問題と、国全体を巻き込んだ戦争は、どちらが得でどちらが損なのかは、冷静に考えればすぐに分かることだ。戦争は、得るものが無い。だが、今回の始まりが、北朝鮮のミサイルであれ、日本が打ち落とすというバックボーンにはつねにアメリカの意図があることを忘れてはならない。その上でなければ、このあとの話は続かない。

北朝鮮の軍事力から考えると、彼らはもっとも安い方法で相手を最大限に叩く方法を考えるはずなので、おそらく、生物兵器を使うであろう。それはダムの上流などに、最近をまいたり、毒素をまいたりすることで、日本の国内を混乱させる。大量の死者を出すことで、嫌戦気分を出し、国民の過半数が、戦争をやめたいと言い出す民主主義の手続きを利用して、北朝鮮に有利に戦争を終わらせることを考えるはずだ。

生物兵器は、すでにかなりのレベルまで開発されているはずで、北朝鮮は、たくさん保有しているとみなすべきだ。火薬で銃を持ってバンバンと相手を撃ち殺すだけが、戦争のやりかたではないし、北朝鮮だってまともにぶつかるやり方はしないだろう。韓国もかなりの打撃を受ける。特に空港は最初のターゲットになるだろう。

だが、打ち落とすと覚悟を決めた今、戦争は勝つことを前提にやらなければならない。できれば、短期間に・・・である。