やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

「天地無用」の無用とは?

2010-07-19 | カルチャー
梅雨が明けたらいきなり猛暑やね。
アメリカ、ロシア、スイスなんかも
酷暑って聞いたから、もしかして
北半球はかなり暑い夏かもしれない。

スポーツアスリートにとっては
もっとも厳しい季節だ。こんな暑さのなか
試合だ練習だって炎天下パフォーマンスを
競うのだから。

エアコンの効いたところで彼等が
いいだ悪いだって言う前に、
暑さの中での戦いの過酷さに
思いをはせれば少々涼しくなる気がする。



お中元とお歳暮にかかさず和歌山の梅干しを
送って下さる先輩がいて、梅干しをここ何年
買ったことがない。
ありがとうございます、Mさん。

何気なく届いた箱を見ていると、
「天地無用」のシールが貼ってある。
矢印も大きく示してあって、上側を
キープしてほしいという注意を促している。



でもそれを「天地」が「無用」って
いうのはちょいと変やないかなぁ。
天と地の方向が大事だよということだから
「天地注意」
「天地有り」
っていう流れならわかるけど「無用」とはこれいかに?



広辞苑や字泉や漢和辞典をめくったくらいでは
わからない。運送業界言葉のようだ。

たしかに届け終わったら、「天地無用」の
シールの役目はほとんど終わるわけだから、
業界の人にわかればいいのかもしれない。

昔からある業界用語なのかもって
思いながら、梅干しをいただく。
スポーツ選手のトレーニング風景を
思い浮かべながら酸っぱさが涼感を
よびおこす。