やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

談志さんが高座にあがらず

2010-06-07 | エンタメ
4月13日に引き続き、立川一門の会に
行ってきた。チケットを仕事で行けなく
なった方から譲っていただく幸運に
二度も恵まれた。今度はよみうりホール。

2階席なんだけど、舞台にせり出すあたりの
かなりいい席だった。仕事が入った写真家さん
ありがとう、ってお礼を言いたくなる。



談修さんの「夢の酒」が切り込み隊長で
談笑さんの「薄型テレビ算」は2度目。
やっぱり現代落語はいいなぁ。
生志さんの「お見立て」は力が入りすぎたか。

仲入りの休憩の後は松元ヒロさんの
歴代総理の物真似コメディ。
初めて見たけどいっぱい笑った。



舞台にはパイプ椅子。そして背広姿で真打ち登場。
紀伊國屋ホールの時と同じだったから
一緒に行った落語好きに「やらないと
思わせるこの出方が気に入ってはるんだよ」と
耳打ちする。まさか高座にあがらないなんて
思いもしていなかったから。

急遽指名された山中秀樹アナウンサーと
前回同様対談が始まる。
しかし声が相当でていない。
しわがれてる感じ。生気も抜けている様な。

お好きな睡眠薬話で始まり、
鳩山元総理が昔から軽かった話、
石原都知事がたちあがれ日本に
協力依頼をするのは表向きで
一緒にずけずけ言い合って
遊びたいからだとか、
今襲名するなら志の輔が一番かなとか、
だんだん血の気が戻ってくる。



ジョークをやろうっていくつか
話してくれた頃には多少の
声のかすれには慣れてきたし、
テンポもよくなってきた。

さぁこれからかという時に、
今日は自信がないから高座は
やめとこか、やっぱりできるかなぁ
と言ってるうちにお開きに。

家元の元気な姿を見れたし、
存在自体が素晴らしいからいいんだけど、
高座も見たかったなぁ、ってちょっと思う。