持続可能な国づくりを考える会

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3人の先生の出会い

2006年09月09日 | パネリスト
 さて、数日に渡って3人の呼びかけ人の先生たちをご紹介してきました。今日は、先生方の出会いについて簡単にお話したいと思います。


 まず、小澤先生と大井先生の出会いから。

 今から7、8年前、小澤先生が「環境新聞」に連載コラムを書かれていたそうです。そのコラムを当時、環境研究所の所長であられた大井先生がご覧になって、小澤先生に連絡をとって、コンタクトをとられたそうです。聞くところによると、神田の学士会館で数時間に渡り、意見交換をされたとのことです。

 次いで、大井先生と岡野先生の出会いですが、両先生とも、環境問題に関する研究を進めながらも、人間の内面に関する研究もされておられました。そして、環境問題というよりは、むしろこちらの心理学的な領域で二人の先生は出会われたそうです。

 さて、それでは、最後に、岡野先生と小澤先生です。この出会いは、小澤先生のもっとも新しい著書である『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」安心と安全の国づくりとは何か』(朝日選書)を岡野先生が読んだことがきっかけとなっています。(この話はここからが面白いんです!)

 小澤先生のその本に感銘を受けた岡野先生は、そのことをブログに書かれました。すると、それを読んだ法政大学の学生さんが、今年法政大学の社会学部に小澤先生が非常勤で環境論の授業に来られることを知らせてくれたそうです。しかも、小澤先生は月曜日、岡野先生は火曜日です。すごい確率ですね。おそらく、こういうことをシンクロにシティと呼ぶのだと思います。



 岡野先生は早速コンタクトをとろうと思い大学の事務に行くと、なんと小澤先生の方から名刺と伝言を伝えてくれたのです。どうやら、その岡野先生の教え子さんが小澤先生の本を岡野先生が読んでいることを話したらしいのです。そして、二人で連絡を取り合い、お話をされたところ、環境問題に関する基本的な方向で一致しました。
 


 このことについて岡野先生がブログに書かれていますので、ご興味のおありの方はこちらをご覧になってください。



 このようないきさつを経て、3人のジェネラリストといいましょうか、インテグラリストがそろったわけです。


 その後、今回のシンポジウムの事務所にて、3人の先生が集まり、今後の方向性などを話し合われました。私も含め、何人かその場に参加させていただいたのですが、3人の先生方が、ノートをとりながらお互いの話を聞き合い、参考文献、資料や情報の紹介、交換、共有を活発にしていました。頭が下がります。かなり、本気な感じが伝わってきました!!

 

 さて、今日は、3人の呼びかけ人の先生方の出会いについてお話させていただきました。それでは、この辺で失礼致します。

  
   

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