Sappを1年キープ

　予想通りRicky SappがIR入りし、代わりにPannel Egbohをウエイバーで獲得しました。2009年のルーキーFAとしてSFと契約後HOUでPS生活を送り、キャンプに参加していたもののカットされました。ドラフト時のデータでは6-6 267ポンドなのですが、今では287ポンドまで増やしているようです。Stanford出身で3年間スターター、4年間通算140タックル10サックを記録しています。DEなのかパスラッシュDTで使うのかは不明ですが、DTはルーキーの層が厚いですしDE6番手を争う事になりそうです。

　2-3日前の話しになりますがTRAが引退しました。去年契約切れでFAになり、JACと契約していましたがドラフト1,2巡で連続OT指名によってポジションを失い今年はSDのキャンプに参加していましたが若手に負ける形で引退する事になりました。1日契約でEaglesの一員として引退しています、今後引退式をホームゲームで行う事になるでしょう。1998年の1巡指名として入団後、3度のプロボウル選出されました。1年先輩のOrlando Pace,Walter Jonesの影に隠れプロボウル選出は実力よりも少ない印象が有りますがDonovan McNabbの背後を守り続けました。晩年は腰と膝の怪我に悩まされ、動けずに長い腕を使ってのワンプッシュした後は地蔵のように動かない場面が多かったのですが、全盛期は350ポンドのパワーで対面のDEを押し潰して左オフタックルのランからMcNabbの右ロールアウトの必殺パターンを構築しました。
　2000年にFAでチームに加入したJon Runyanもすでに引退しています。去年FAでチームを去った後SDと契約していました。今は New Jersey州の下院議員に成る為に政治活動を行っているそうです。
　リーグトップクラスのOTコンビとしてMcNabbと共にプレイしてきた重鎮2人が引退していますし、本当に時代が変わったのだなあと実感します。