イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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書いちゃうと後半見ないんですけどね

2010-09-28 23:43:00 | イーグルス
 前半だけですがラインだけを見直しました。リアルタイムで見ている時に不調に見えたNick Coleも怪我が悪化したであろうプレイまではランプレイのキーブロッカーとして機能していましたし、代わりに入ったReggie Wellsもまずまずの動きをしています。ARI時代のWellsは足の回転の良さが有ったのですが、今のシステムだと1対1でパワー勝負をしなければならないですし特性としてはあまり合っていないのかもしれません。
 Jason Petersが押されるとMicheal Vickは逃げ場を失い、Petersが持ちこたえればポケットからでもロールしてからでも投げれる、非常に簡単な図式はこの試合も変わっていません。CとRG間がすっぽり空いていても左が空かないとぎこちない動きになってしまっています、左が埋まったら右に走る(慌てて投げるよりはましでしょう)と決めた方が良いような気がしました。
 Winston Justiceはいつも通りの押せず押されず、これは左利きVickの背後を守ると言う面からすると問題ない出来と評価して良いでしょう。右利きのQBでストロングサイドのRTと考えるとパワー不足が問題なのですが、左利きの背後を守るRTがJusticeの天職なのかもしれません。
 Mike McGlynnはブリッツが少ない事もありましたが、これまでのようにディレイブリッツを簡単に漏らす事も無く、無難に対処しています。ランブロックで押す事はちょっと今後も期待できないでしょうが、Cとしての仕事は十分にこなせるようです。
 Todd HerremansはチームのベストOLとして安定感抜群のブロックを見せ続けています。足の怪我で調整が遅れていましたし、今後怪我が悪化しなければ素晴らしいシーズンになりそうです。
 GB戦とDET戦をOL重視で見ると評価が違うのでしょうけれど、VickがQBに居るのであればPetersが負けなければそれで良いのですから今のメンバーでも戦えると考えます。1ヤードが取れないのは誰の責任なのでしょうねえ、FB入れて素直に押せばVickの外を警戒しているでしょうから案外簡単に取れると思うのですが。


 DLは圧勝でした。観戦中はTrevor Lawsが良く見えたのですが、見直すとTrent Coleが突破した後に付いてきて俺がやったぜ、と言っているだけでした・・・まあColeが速すぎるだけでLawsでもサック取れているでしょうけど。
 Brandon Grahamのパスラッシュですが、ちゃんと突破してます。こっちから最初組み付いてランを警戒しパスを確認してから抜きに行くシステムでQBに届くColeが異常なだけでGrahamの出来は良いです。3rdダウンでのスピードは特筆すべき物を持っています、何度も書いていますが内を抜くスピンが出るようになればOLは対処できなくなるでしょう。
 Dallyl TappはDTに入ったり、去年Trent ColeがたまにやったDTの後ろからのブリッツを仕掛けたりと面白い使われ方をしています。パスラッシュDTとしても期待されていましたがLawsが良くなって居場所を失っていたようですけれど、これくらい動けるのであれば来週以降も起用されるはずです。
 DTのスターターコンビはちゃんと壁を作っていますし全く問題ないプレイでした(それ以上褒める所も欠点も無いです)DTはランを止める事に特化したシステムです。
 

 JAC戦の怪我人はBrent Celekが手首を傷めました、MRIの結果待ちですが軽症で練習にすぐ復帰する見込みです。Nick Coleの膝とBrandon Grahamの足首は様子を見る事になりそうです。バックアップのWellsとJaqua Parkerは実績が有りますし少し休んでも大きな影響は無いはずです。