ちいチャン物語

きまぐれブログ。
絵のない絵本のような、小さい物語です。

ちいチャン物語165「学校のトイレ」

2022年07月30日 20時33分30秒 | 日記
学校のトイレは、まるで長屋のように、
横一列に、木の扉が並んでいます。
扉の持ち手は、木でできていて、
開けるときは右へ、中に入って締めるときも右へ動かします。
そして、出て締めるときは、左へ動かします。
トイレは汲み取り式で、
便器から、すっぽり下が見下ろせます。
そして、隣に入った人の、
おしっこやうんちの落ちる音が聞こえます。
時々、上靴を落としてしまう子がいます。
そして、便器の下からは、
風がスースー入って来て、
おしりが寒いです。
通路は、コンクリートでできていて、
その上に、長いスノコの渡り板が敷いてあります。
子供たちは、トイレに走って入り込んでくるので、
渡り板は、たん!たん!たん!と、
走る通りに音を出します。

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