牛乳トラベラー ~牛乳パックはゴミじゃない!~

日本各地の牛乳瓶・パック等を集めています。ローカル色満載なご当地牛乳も多々あるので、牛乳の面白さが伝われば良いなー…

048 県酪農協3.5牛乳 200mlパック (鹿児島県・鹿児島県酪農乳業)

2009-02-07 | パック牛乳(九州)
鹿児島県酪さんの、県酪農協3.5牛乳200mlパックです。





これ、とても格好いいです!
写真や色を多様したゴチャゴチャしたデザインよりも、
昔からあるような、こういったシンプルなデザインのほうが私は好きです。

この王冠のようなデザイン、「ミルククラウン」というらしいです。
ミルククラウンのパッケージは農協系牛乳で採用されているようで、
この牛乳以外にも全国で何種類か存在しています(細部は異なりますが)。
鹿児島県酪さんの牛乳のデザインはとてもシンプルで、
ミルククラウンが描かれたパックとしてはスタンダードなデザインと言えるでしょう。
せっかくなので、全国の農協牛乳をたくさん集めたいですね!


製造者:鹿児島県酪農乳業株式会社

製造所:鹿児島県薩摩川内市川永野町6478-10

購入場所:鹿児島市内のスーパー(失念。鹿児島なら多くの店で売ってます)

購入時期:08年8月

047 肥田牛乳 200mlパック (香川県・肥田乳業)

2009-02-05 | パック牛乳(四国)
肥田乳業さん(昨年12月に廃業されました…)の、
肥田牛乳の200mlパックです!
先日紹介した「しょうどしま牛乳」は、
今回紹介する肥田牛乳の200mlパックが在庫切れのため、代用として作られたものです。
といったわけでこの肥田牛乳、メーカーさんでは在庫切れでしたが、
島内のコンビニにはまだまだ沢山残っておりました。よかった!





1Lや500mlのデザインに似ていますが、200mlのみ赤が使用されています。
少量パックなのに、何故かちょっとだけ豪華ですねw
ポイントは、やはり上部に書かれた「小豆島の牛乳」という文字でしょう。
しょうどしま牛乳のコテコテさには、インパクトは負けてしまいますけどねw


小豆島に販路を限定して長く営業してこられた肥田乳業さんですが、
島を紹介している雑誌やパンフレット等を見る限りでは、
小豆島の名産品として掲載されていることはほとんどありませんでした。

他の地域の地場乳業メーカーでも、同じことが言えます。
地道に続いている地域の乳業会社って、何故か名産としてなかなか取り上げられないんです。
観光牧場は、盛大に取り扱われているんですけどね。

あまりにも、日常過ぎるのでしょうか。普通にスーパーで売っている牛乳ですからね。
肥田乳業さんの商品も、島の人々の生活に密着していた日用品なわけだし…。
小豆島以外では入手できない商品でしたので、
特産品や名産品として扱われる資格は充分にあったと思います。

地域で地道に頑張っている地場乳業は日本各地に存在していますが、
不況や合理化による統廃合が相次いでいるため、数は減る一方です。
観光牧場だけでなく、もうちょっと地場乳業にもスポットを当てて欲しいな、なんて思います。

また、自分の住んでいる所に地場メーカーがあれば、
出来る限り地元の牛乳を飲んで欲しいな、と思います。
全国展開している大手メーカーの牛乳のほうが、価格は安いかもしれませんが…
でも、地域のメーカーは地域の人で支えることしか出来ません。

地元にオリジナルの牛乳があるのって、幸せなことだと思います。
もう小豆島に肥田乳業が売っていないなんて、とても悲しいです。


【過去に紹介した同社商品】
牛乳旅行記001 さよなら肥田乳業 ~小豆島へ行ってきました~
036 肥田特濃ミルク 180mlビン
037 肥田牛乳 1Lパック
044 しょうどしま牛乳 200mlパック


製造者:肥田乳業有限会社

製造地:香川県小豆郡小豆島町草壁本町572-4

購入場所:製造地(工場)にて直接購入

購入時期:08年12月

046 パパラギ牛乳 180mlビン (北海道・パパラギ)

2009-02-03 | 瓶牛乳(北海道)
ワインで有名な北海道池田町にあるパパラギさんの牛乳、
パパラギ牛乳の180ml(ビン)です!








円から覗く大きな牛さんや、前に飛び出た牛乳缶が印象的なデザインです。
シンプルなデザインである上、社名の響きも珍しいので、
初めてデザインを見た時は高級な牛乳に見えました。
(実際には約100円と、大変お手頃な価格でした!)





キャップは標準的なデザインだと思います。
耳がついているので、綺麗に開けることが出来て助かりましたw


なお、パパラギとは西サモアの言葉で「天を突き破ってきた人」とのこと。
これまでの農業を取り巻いていた殻を突き破って、自然のサイクルにあった農業を展開する…
といった意味で付けられた社名だそうです。(公式サイトより引用)

パパラギって名前、とても格好良いと思います。
酪農の会社としてはとても特徴的な名前ですし、言葉の響きも独特で耳に残りますし。
「パパラギ牛乳」って聞いた時から、意味が気になって仕方がありませんでしたw


公式サイトによると、「パパラギチコリー」という西洋野菜の根と牛乳とミックスしたドリンクの瓶製品も発売しているようです。
今回は購入できませんでしたが、珍品ですのでいつか飲んでみたいですねw

パパラギさんの製品は、北海道以外でもデパートの物産展等で目撃情報があります。
チコリーは取扱いが不明なために難しいかもしれませんが、
牛乳やコーヒーは北海道以外でも購入できるチャンスがあるかもしれません。


製造者:(有)パパラギ

製造所:北海道中川郡池田町字昭栄209番2

購入場所:JR根室本線・帯広駅(改札外のコンビニ)

購入時期:09年1月

045 常滑牛乳 200mlビン (愛知県・常滑牛乳)

2009-02-01 | 瓶牛乳(東海)
愛知県常滑市のローカルメーカー、
常滑牛乳さんの常滑牛乳200ml(ビン)です!








まさに正統派の瓶牛乳です。
レトロなタッチの赤ちゃんが可愛いですね!
背景に三つの輪っかがありますが、
これは常滑牛乳が昔「さんわ牛乳」という社名で、
その時のマークをずっと使っている名残だそうです。

※「さんわ」の漢字は「三輪」か「三和」と推測されますが、不明です。
また、「さんわ牛乳」でなく、「さんわ乳業」の可能性もあります。
(↑詳しい話を聞いたのですが、忘れてしまいました。。検索しても、昔の情報なので全然出てこない…。)

ビニールフードが赤いテープで巻かれているのも、なかなか貴重です。
なお瓶の真ん中の線は、100mlのラインを表しているそうです。
こちらも、珍しいですね。





続いてキャップです。
見事な縞模様ですね!
このキャップ、とても気に入っております。
字のフォントもレトロですしね。
とにかく、格好いいです。


常滑牛乳さんは、宅配や給食が事業の中心とのこと。
スーパー等の小売店の扱いは、ほぼ常滑市内のみという話も聞きました。
地元だけに流通する牛乳、なんだか良いですね。

常滑牛乳さんは、牛乳やコーヒーの他、
今や絶滅寸前(?)となったりんごも瓶で製造しています。
時代に流されず、いつまでも頑張ってほしいメーカーさんです。


製造者:常滑牛乳合資会社

製造地:愛知県常滑市矢田字野中123

購入場所:製造地で直接購入

購入時期:08年11月