1週間という考え方は、紀元前3000年ごろ、西アジアの古代バビロニアで
誕生したといわれている。
彼らは太陽を含む7つの星が時間を支配すると考えた。それが月、火星、水星、
木星、金星、土星、そして太陽(日)だった。
ちなみに当時の1週間の始まりは土曜日だった。
ところが、その後ヘブライ人たちが土曜日を最後の週に置き換え、日曜日を
週の始まりとした。
旧約聖書を読んでも週の始まりは日曜日になっている。このことが西洋の国々に
広まり、日曜日から始まるカレンダーが作られたというわけだ。
日本は旧暦を使用していたが、明治5年に太陽暦に変更された。
そして、その4年後、太政官布告で官庁の休みが土曜の午後と日曜に決まった。
これが土日を週末と呼ぶようになった理由だ。
週末という言葉は日本で考えられたもので、カレンダーはキリスト教の影響を
強く受けて出来たものだから、かみ合わないのは当たり前だ。
ちなみに、国によってはカレンダーが月曜日から始まるところもある。
たとえばフランス。しかし、お隣のドイツとイギリスは、日本と同じように
日曜から始まっている。
今日の花 ちゃ
花ことば 追憶
☆ 今 日 の 一 言 ☆
他人と比較してクヨクヨ悩む必要は、ありません。
自分は自分なのですから、他人から中傷されようと、
意地悪をされようと、堂々と「愛の心」で「良心に恥じない」行動や
思考を心がけていけばよいのです。
そうすれば、あなたが今、おかれている環境や境遇は、
確実に「改善」されることになるでしょう。
市川 善彦(日本ガードサービス社長)