こうちゃん通信

鹿児島の不動産・日々の出来事やつぶやきをつれつ゛れに~

読者投稿

2011年11月24日 06時11分12秒 | 雑感

たかが読者投稿と侮ってはいけない。新聞の投稿欄に掲載されれば、

自分のミニエッセイが数百万人の人に読まれることになる。社内報やPTAの

会報とはわけが違う。

小スペースにおける競争率はきわめて高く、しかも、この世には“投稿魔”

と呼ばれる常連もいるので、採用はかなりの狭き門だ。

その狭き門を通るには、いくつかのコツがあるようだ。新聞投稿欄の

担当者がそっと教える採用のコツを紹介しよう。

まず、強いのが旬のネタ。たとえば、ワールドカップや大地震による災害など、

そのときの話題のテーマを狙うと、グンとポイントが上がる。

ただし、プロっぽい分析はNG。分析よりは、いかにも素人らしいエモーショナル

(感情的)な文章が好まれる。仮に、北朝鮮の拉致問題について書くとすると、

「隠された真実の追究」よりも「家族の絆への実感」のほうが、ベターなわけだ。

そういう重いテーマの投稿が続きすぎると、担当者は軽い話題の息抜きを

求めるようになる。したがって、大事件が起こっているときほど、花や動物などの

なごみ系の話というのも有効のようだ。

独断、偏見、差別用語の連発、誤字脱字だらけというのは問題外。

だが、文章の稚拙さ自体は、あまり気にする必要は無いようだ。そこにみずみずしい

感想が語られていれば、担当者が適切な文章に書きなおしてくれる。

投稿欄の担当者には、「素人っぽい文章」を偽造するくらいの技量はある。

手品のタネをばらしてしまった感もあるが、問う高覧の記事には、かなり担当者の

“見えざる手”が入っている。旬の話題が少ないときは、プロのライターに

“サクラ投稿”を依頼したり、投稿の常連に面白いネタを特注したり、担当者自らが

書いたり、だからといって、これをインチキと思ってはいけない。

要は、コツを押さえて担当者泣かせの投稿記事を書けばいいわけだから。

 

今日の花  がまずみ

花ことば  結合

 

☆  今 日 の 一 言  ☆

短い人生の中で、最も楽しいことは、

自分の心の波長と合う人との出会いです
                 稲盛和夫

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