100個のリンゴがある。それに数個付け加えた時、その数を
「100プラス・アルファ」という。
この場合、アルファは数個を表していることになるのだろうが、アルファに
そういう意味はない。
アルファはギリシャ語のアルファ(α)からきており、そのアルファはギリシャ語の
アルファベットの第1字だ。
すなわち英語ではabcdefgのaにあたる。最初の字だから、アルファは「1」と
いう意味にも使われる。したがって「プラス・アルファ」だと、「プラス1」になってしまう。
どうして「プラス・アルファ」というようになったのか?
たとえば野球で、最終回の表の攻撃が終了した時点で勝敗が決まったとき、
またはその裏に勝ち越し点を上げたとき、スコア表などでは、「X」「2X」
などと、X(エックス)を使う。このXは未知数としてのXだが、それをギリシャ語
のαと読み違えたことから、「プラス・アルファ」というようになったというのが
有力な説だ。
今日の花 そば
花ことば あなたを救う
☆ 今 日 の 一 言 ☆
「人をうらやましく思う」と
「世間に見栄をはる」は、
人生の最大の敵だよ。
(がばいばあちゃん、島田洋七)