こうちゃん通信

鹿児島の不動産・日々の出来事やつぶやきをつれつ゛れに~

ふろしき

2008年04月30日 11時01分05秒 | 雑感
ふろしきと間

昔は、宅急便などがなかったので、お中元やお歳暮は先様へ直接出向いて

届けていた。

感謝のしるしは、そうめん、お酒など様々だがそうした品々を、やさしく

包んでいたのが、ふろしきだった。

ふろしき研究会代表である森田知都子さんの「ふろしきに親しむ」という

本に「ふろしきは、もっと早くもっと便利にと急いできた私に「間」を教えて

くれたという一文がある。

スーパーのビニール袋はポイッと物を入れるだけで済む。

しかしふろしきは開いて、包んで、結ばなければならない。

そうした作業の間の中に、きっと心がくるまれていくのかもしれない。


☆  今 日 の 言 葉  ☆


何かをしようとした時に、成功する確率は、

行動しなければ・・・0%

行動すれば・・・成功か失敗かで、50%

目標を吟味して行動すれば・・・100%!

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駅弁

2008年04月29日 12時55分16秒 | 雑感
味のある風景

ゴマ塩をふりかけただけの、握り飯2個にタクアン2切れ、それを竹の皮に

包んで、値段が5銭。明治18年に問う東北本線宇都宮駅で、売られていた

日本初の駅弁である。「峠の釜めし」とか「鯛めし」と名前を聞いただけで、

弁当そのものの、形や味わい、それに弁当を売っている駅のプラットホーム

や周辺の風景までよみがえり、汽車に乗っていなくても旅気分が味わえた。

汽車の旅と駅弁、何か「未知との出会い」を感じさせる風情があるような

気がする。


☆  今 日 の 詩  ☆



中原中也「山羊の歌」より(4月29日は誕生日)

  
  春の日の夕暮
 
 トタンがセンベイ食べて
 
 春の日の夕暮は穏かです
 
 アンダースローされた灰が蒼ざめて
 
 春の日の夕暮は静かです

 
 吁! 案山子はないか――あるまい
 
 馬嘶くか――嘶きもしまい
 
 ただただ月の光のヌメランとするまゝに
 
 従順なのは 春の日の夕暮か

          
 ポトホトと野の中に伽藍は紅く
 
 荷馬車の車輪 油を失ひ
 
 私が歴史的現在に物を云へば
 
 嘲る嘲る 空と山とが

 
 瓦が一枚 はぐれました
 
 これから春の日の夕暮は
 
 無言ながら 前進します

 自らの 静脈管の中へです





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何回まで

2008年04月28日 17時34分17秒 | 雑感
2回までは

ものごとを頼んだけれど、いっこうに実行してくれる気配がない。

あまりに騒がしいので、ウルサイ!と注意をすべきかどうか。

催促や注意というものは、相手あってのことだけに、いつ、どんな

タイミングで言っていいのか、なかなかむずかしい。

一回言ってだめであれば、再度うながす、それでも相手が反応して

くれなければ、もう腹をくくるしかない。

という具合に、2回までは許容範囲と考える人が多いようである。

買物の値引き交渉は、まず店側の「これだけ勉強させてもらいます」を待つ。

提示された金額に「ここまで、なんとかなりませんか」と哀願する。

3回以上の値引きに応じた場合、お店か商品に問題あり。要注意であると思う


☆  今 日 の 言 葉  ☆

 しあわせは、ほんのすぐそばに、息を殺して、待っている。


                       別役実「街と飛行船」より
 
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走り出す勇気

2008年04月27日 20時05分36秒 | 雑感
最後は勇気

ものごとを始める前に、できるだろうかできないだろうかと、

人はいろいろと思案をめぐらす。自分が持っている能力、経験、

その場のコンディションなど、が判断材料となるわけであるが、

問題は、アクションを起こす際の気持ちの持ちようだと思う

(どうせ、やってもだめなんだから・・・)最初から逃げ腰の人。

(どうせやるのだから・・・)と、挑戦的で意欲満々の人。

とにもかくにも、スタートラインに立った時は、もう走り出すしかない。

ユダヤの格言にこうある。

何も打つ手がない時、一つだけあるとすれば、それは勇気をもつこと


☆  今 日 の 言 葉  ☆

吾一というのはね、われはひとりなり、

われはこの世にひとりしかいないという意味だ。

世界に、なん億の人間がいるかもしれないが、

おまえというものは、いいかい、愛川。

愛川吾一というものは、世界じゅうに、たったひとりしかいないのだ。



                    山本有三:「路傍の石」より


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ハイビスカス

2008年04月26日 11時46分24秒 | 雑感
太陽のように

私が育った、南国奄美の島々では、ハイビスカスの花が一年中咲いている

切り株は、日光を好むので、お日様をたっぷり浴びせてやこと、

と園芸の本に書いてある。

しかし、そのぶん水不足にならないように、乾燥した日には2回ぐらいの

水をやらなければならない。

ハイビスカスの花は、灼熱の太陽の下で思いきっリ汗を流し、その後

シャワーを浴びて、冷たいトロピカルドリンクを飲むようで、

なんともすがすがしい気分になる

ちなみに、赤色のハイビスカスの花言葉は、”新しい恋”

ハイビスカスのように明るく朗らかであれば、きっといいことがあると思う


☆  今 日 の 言 葉  ☆

世間は誰一人として君の成功を邪魔したりせんよ。

やれないというのは、外部の事情というよりも、

自分自身に原因があるものなんや。外部のせいではない、

理由は自分にあるんだということを、常に心しておく必要があるな。」
 

                 <松下幸之助 松下電器産業創業者>

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転んだら人がいたら

2008年04月24日 12時55分32秒 | 雑感

ベッドタウンの市営住宅でひとり暮らしのばあさんは、朝4時に起き、

4合の米を炊く。まとめて2~3日分炊くのかなと思いきや、

毎朝のことである。炊き上がるとおひつに移し、7時頃にまず一人で

一膳よそおい朝食をとる。

時計の針が10時をまわった頃から、ばあさんの部屋へひとりまた一人と

お客さんがやってくる。

いずれも近所に住んでいるひとり暮らしの老人で、食卓へ上がりこんでは

ごはんをいただき、ひとしきり世間話をして帰っていく。

年金暮らしのばあさんは、毎日他人にごはんをふるまうほど裕福ではない。

「転んだ人がおれば、手を差し伸べるじゃろうが」そう言ってからから笑う。


☆  今 日 の 言 葉  ☆

「いいこと」と「感謝」は、交互にやって来る。

「感謝」を忘れた時点で、「いいこと」も止まる。


                         中谷彰宏
                         (作家、俳優)
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けむり やすらぎ

2008年04月23日 18時50分08秒 | 雑感
けむり やすらぎ

緑深い山里を訪ねると、ポツリポツリと点在する人家からうっすらと煙が

立ち上がっている。夕飯の支度なのか、それともお風呂を沸かしている

のだろうか、煙突からゆるやかに吐き出される白ぽっい煙は、ゆらゆらと

空中をさまよい、やがて夕靄のかかる里山の景色の中にとけこむ。

かっては、そうしたのどかなで穏やかな光景を見ながら育った

最近は、効率性、安全性という観点から、煙突は消え去っていった。

テレビアンテナやパラボラアンテナは、多彩な情報を受信することは

できても、家庭のにおいや住む人の幸せや暖かさを発信することはできない


☆  今 日 の 言 葉  ☆

子供の成長に必要なものは、

適度の貧乏と、豊かな自然と、親の愛情である。


                       (俵萌子)

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幸福マリ

2008年04月22日 20時38分47秒 | 雑感
幸福マリ

ソテツの深く濃い緑の葉と朱色の実ほど、南の島の青い空と

コバルトブルーの海に似合うものはない。

ソテツの実を取り除いた殻の中に小さな貝殻を入れて、やわらかい

ソテツの綿毛でくるんで芯をつくる。この芯を黒い糸でグルグルと固く

巻いていき、目にも鮮やかな赤や黄色など原色の糸で星の形や三角形

など幾何学模様の刺繍をほどこしていけば、ソテツマリのできあがりである。

ソテツマリを青い空に向かって放り投げると、芯に詰めた小さな貝殻が

カラカラとやさしい響きを奏でてくれる。

島の人たちは、”幸せを招く音”と呼んでいる。


☆  今 日 の 言 葉  ☆


起業するのに、特に素質は必要ないと思います。

僕はほとんどの人が起業できると思っています。

大事なのは、まず全部自分でやってみること。

そこで何回も失敗して、また懲りずに挑戦する。

その繰り返しの中で経営者として育っていくんです。


                  <柳井 正(ユニクロ創業者)>
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心にエンジンブレーキー

2008年04月21日 17時22分50秒 | 雑感
心にエンジンブレーキー

車の性能が向上して、最近ではオーバーヒートでエンストをしている

車を殆ど見かけなくなった。操作方法も簡単になり、オートマチック車

全盛である。

ちょっとした坂道でも、Dレンジに入れたまま走ることが、出来る。

それだけに、長い下り坂ではフットブレーキーだけで制御して

エンジンブレーキーを使わない方も結構多い、人生においても、パワー

全開でサクセスロードを登りつめ。その勢いを駆って要所要所で

急ブレーキーを踏みながら、一気に走りぬけようとする人がいる。

しかし、そういう時こそ、はやる心にエンジンブレーキーをかける必要が

あるのかも知れない。


☆  今 日 の 言 葉  ☆

夢のある者には希望がある。

希望のある者には目標がある。

目標のある者には計画がある。

計画のある者には行動がある。

行動のある者には実績がある。

実績のある者には反省がある。

反省のある者には進歩がある。

進歩のある者には夢がある

                   吉田 貞雄(評論家)
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会話

2008年04月19日 18時00分53秒 | 雑感
とりとめのない会話

友だちや近所の方などよく知っている人との会話、「こんにちは、

お元気ですか、今日はどちらへ」「はい、ちょっと、そこまで」

「そうですか、まあ、ボチボチいってらっしゃい。」

という具合に、お互いがニコニコしながらとりとめのない話を交わす。

出会った時に頭を下げ、顔と顔を見合わせ元気を確かめれば、

相手が今日どこへ行こうとしているのかは、たいした問題ではない。

つまり、あたりさわりのない言葉を交わすことで、十分に満足なのである。

身がまえなくていい自然体、気をつかわないふだん着の応対。

そうした関係の根っこには、信頼が横たわっているそんな人間関係を

多く作りたい。


☆  今 日 の 言 葉  ☆

楽しい生活をしたいなら、過ぎたことにくよくよせぬこと。

めったなことに腹を立てるな。

いつも現在を楽しみ味わい、ことに他人を憎まぬこと。

そして未来は神にまかせておけ。
   
                    <ゲーテ(ドイツ・劇作家)>
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