太平洋と大西洋、インド洋などの間には、国境があるように「海境」が存在する。
世界のすべての海について、国際水路機関というところが「海境」を定め、
国際的に認知されている。海の境界線の存在は、海の男たちにとっては、
常識以前の話のようだ。
たとえば、太平洋と大西洋の境界線は、北アメリカ大陸の西岸に沿って南下し、
南アメリカ大陸の最南端のホーン岬から、南極大陸に至る
西経６７度１６分の経度線に一致している。
そのほとんどが海岸線なのだが、南アメリカ大陸の南側だけ、
海上に線が引かれていることになる。
また、大西洋とインド洋の境界線は、ノルウェーからフランス、スペイン、
アフリカ大陸のそれぞれ西岸を南下、さらに最南端のアガラス岬から
南極大陸に至る、東経２０度の経度線が境界となっている。
インド洋と太平洋の境界線となると、ミャンマーからタイ、シンガポールのそれぞれ
西岸に沿って南下。
マラッカ海峡を含んで、スマトラ島西岸からインドネシアのジャワ島、スンバ島を通過。
ロチ島からオーストラリアのダーウィンの西にあるロンドンデリー岬に至る。
さらに、オーストラリア西岸をずっと南下し、オトウェー岬からタスマニア島グリム岬へ続く。
タスマニア島西岸を通り、最南端のサウス・イースト岬から南極へ至る、
東経１４６度４９分２５秒の経度線となっている。
そのため、日本海やオホーツク海は、広い意味で太平洋に含まれることになる。
世界共通の海図を作るとき、海洋の範囲や名称を統一しようと決められたことから作られた。
今日の花 まゆみ
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今日の桜島
☆ 今 日 の 一 言 ☆
失敗したら、上手くいなかったら、
何度でもやり直せばいいのです。
いろいろと試行錯誤しながら、
もがくことで脳も変化を遂げます。
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