こうちゃん通信

鹿児島の不動産・日々の出来事やつぶやきをつれつ゛れに~

人間

2010年03月08日 08時13分26秒 | 雑感
人のからだは鼻とへそを結ぶ線を中心にして、ほぼ左右対称になっている。片側だ

けが極端に大きかったり、長かったりということはないように見える。

厳密にいえばもちろん左右対称ではない。それがいちばんわかりやすいのは

自分の顔写真の真ん中に、鏡を立ててみることだ。どこか不自然な感じがする

だろう。顔が決して左右対称ではない証拠だ。

人の顔をじっくり観察すると、右目と左目の大きさがちがっていたり、右の眉はま

っすぐなのに、左の眉は尻下がりだったりする。ほくろなどは、片方の頬にあって、

もう片方にはないことが多い。一見対象に見える左右だが、少しずつちがっている。

しかしそのほうが自然なのだ。

そして、この左右非対称は、そのままからだにもあてはまる。 腕の長さもちがうし

足の長さも大きさも微妙に異なっている。左右同サイズの靴を履くのが普通だが、

片方の足はフィットするのに、もう片方はしっくりこないことなどよくある。

内臓の位置にいたっては、その多くが左右対称ではない。案外、真ん中にあると思

われている胃や脾臓は、左にかたよっているし、肝臓や盲腸は右よりになっている。

また、ほとんどの男性の睾丸は左よりも右のほうが大きく(ほんとに)、しかも上

がり気味だし、女性の胸も、人によってどちらかが大きかったり、下がっていたりす

るものだ。

人も自然の創造物だけに、左右が微妙にちがっている。しかし、だからこそ、感情

が素直に表情になってあらわれたり、バランスがとれたりくずれたり、いかにも人間

らしいといえるのではないだろうか。

これがもし、まったくの左右対称だったら、人はまるでサイボーグのように機械的

で、かつ無機的な印象の生き物になってしまうのだろう。


               今日の花  ニゲラ

               

               花言葉  当惑


☆  今 日 の 一 言  ☆

1年先、2年先、3年先の「あるべき姿」を

持っている人は毎日の仕事が輝き、

持っていない人は、ただの作業に追われている人です。

                         ジャック ウェルチ
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