フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

生まれつきツラの皮が厚いのかなぁ

2018-06-10 07:31:50 | 美しく生きるという事

オババの会社、やっぱり同族会社。どつぼにはまってどっこいしょ。

泥にまみれながらもあたりを見回し少しでも楽の出来る方法を編み出すオババ、

我ながら拍手!

ところで、若い女。

社長の愛人…違います、娘だよ。

娘ってな、面倒ですな。

目に入れても痛くないんだろうね。そんなにそばに置いておきたいものかね。

朝から晩まで一緒ですか。よく息がつまらないですね。

オババが危惧するのは、それやっちゃうと、その娘、出来がさぞかし悪いんだろうな、と思われちゃよ、と言うことだよ。

そしてその娘自身、よく親と一緒にいて恥ずかしくないね、と言うことだ。

どう考えても、ツラの皮が厚いのだ。

親の金で世の中泳ぐすべを生まれつき身につけている、恐るべし2世。

なんだかな。

私には砂鉄が付いているのだろう。だから磁石に吸い寄せられる。

私は砂鉄か。

なんだかさびしいな。

砂鉄は砂鉄……と歌ってみる。

ま、いいんじゃない?だって世の中砂鉄の方が多いんだもの。

私が砂鉄だって誰も文句言わないしね(笑)

 

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働くママ

2018-06-07 23:09:00 | 美しく生きるという事

働くママは忙しい。

朝起きて子供の世話、自分の世話、

子どもを保育園に送り、会社に向かう。

会社を出て保育園に向かい子どもを受けとる。

家に帰って汚れ物洗って、食事の仕度して……。

毎日この繰り返しだ。

時々残業が入ったらおばあちゃんに迎えを頼む。

ベビーシッターでもいいが、

おばあちゃんならタダだ。

『ありがとう、助かる!』プラス孫の笑顔で帳消しだ。

 

おばあちゃんなくては働くママは働けない。

 

いい悪いは言わない。

ただ、恵まれているとは思う。

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おまじない

2018-06-05 00:47:42 | 美しく生きるという事

月の光を浴びたアロマオイルが人気を博した事がありました。

それつけると運勢が変わるらしいよ。

だったらさ、自分が月の光浴びちゃえばいいんじゃない?

だから、今夜オババは月の光に抱かれて眠りに就くことにします。

どうせ月は時間が経つにつれ、照らす場所を変えるから、

オババが月の光を浴びられるのはほんの少しのあいだだけです。

ああ、どんないい運勢が待っているのかしら?

ドキドキ……(なんか少々馬鹿げているような気がする・笑)

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今日の悲しい出来事

2018-06-03 23:15:33 | 美しく生きるという事

90歳の女性ドライバーが事故を起こしました。

オババにも80代の母がいて未だに運転するものですから、とても他人事ではありません。

さて、今日の悲しい出来事はこの件ではありません。

しかし車に関係があります。

夕方、オババは車庫に入れて車を降り、

ドアを閉める時、ドアに小指を引っ掛けたまま閉めてしまったのです。 

その瞬間『痛い!』とすぐに手をドアから離しました。

そんなに深くは挟まっていなかったのですね。

でも、小指の爪にすぐ内出血が出来、

痺れるような感覚、

痛いのか何なのか分からない。

家に入ってすぐ水で冷やし、

氷水の方がいい、と、コップに水と氷を入れ、

何か、変な感覚の薬指も一緒に突っ込み、

冷やしました。

冷たくて痛いのか、挟んだ痛みなのか、

どうにも分からないけど痛い。

指はちゃんと動きます。

でも、夜中になっても痛い。

 

最近、

どうにも日々恵まれていると感じる事が多かったのですが、ふわふわとした実体のないもののように思えていました。

しかし、今日のような痛みを伴うことがあると、

ふわふわした幸せはしっかりつかまえておかないと逃げていってしまうような気がしました。

 

ドアに小指を挟んだとき、

ちょいと考え事(過去に思いを馳せていた)をしていたのです。 

……気をつけよう……。

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