*これはオババの妄想です↓
何十年も生きているとそれまでほとんど気にならなかったことが気になってくる。
神はいるのか?
オババは漠然と神はいると感じていた。
世界の神話や宗教の中の主は仮の姿で、本物は大気の中に潜んでいるのでは、と考えていた。
しかし、先日山を見てその考えを改めたのである。
私が見たのは杉山。綺麗に生えそろった背の高い木々。ああ、神がかっている。
だが、杉をそうしたのは神ではない。人間である。
根元に太陽の光が届くように間引きをして手を掛けているのだ。
人間の行為の結果を美しいと感じ、そこに神を感じたのだ。
と言うことは、神は人間なのではないか?
人間がなしたことが神の行いなのだ。
と言うより、人間の中に神がいるのだ。
もしかしたら、人間は自分の中に神を感じて、恐ろしく感じたのかもしれない。
自分はこのままでは耐えられない、発狂しそうだ、
と言うことで、ターゲットを仕立て上げた。
あの人が神だ、と祭り上げ、あるいは、造り上げ、思想を広める。
仲間がいるのは楽しい事だからね。
自分と同じ考えを持つ仲間がたくさんいればいるほど居心地がよくなる。
自分は端っこでヘラヘラしていれば良い。
ターゲットを賞賛していれば良い。
果たしてそれが事実かどうか、オババは知らない。