とでも言いたくなるような惨状である。
子供達の机の引き出しの中にコミックやゲームがぎっしり。
これどうすんだよ。
私に、縛れだ箱詰めしろだ言うのか?
ただでさえ、おばあちゃん(私)がいろいろためた書類だの書籍だの雑貨だのがあるんだぜ。
だからさ、もう何年も読んでないでしょ!
もう要らないよ。
おばあちゃん(私)が死んだらみんなゴミだよ。
どんな本を読んでいたか知られたい?
何もない和室で一人静かに横たわっている最期がいい。
裸で生まれ裸で死にました。
死に装束は着せてね。何が良いかな。
だけど、全くすすまないなあ。
捨てちゃったら、今度使うときに困るでしょ、だから捨てないの。
だめだめ、もうあんたには未来なんか無いんだから、みんな無くたって良いの。
もし必要な時が訪れたら、そのときには、まだまだ成長する希望があったね、と喜んで買いなさい。