フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

歳減らしたい

2021-02-27 17:26:42 | 美しく生きるという事

疑問だ。

どうして歳はとる一方なのだろう。

減っても良いじゃないか。

もうこれまで散々とってきたのだ、

これからは減らしていきたい。

去年60歳になったので、今年は59歳になります。

と宣言したいな。

だって、誰がどう見たって、手のしわ、嫌だもん。

 

とはいえ、みんなだれもがこれを経験して受け入れているのだ。

というか、受け入れざるを得ないからね。

あがいても、もがいても、あらがっても、認めない、と言っても、

時の流れには身を任せるしかないから。

 

綺麗なものが枯れていく、

花が散っていく、

諸行無常。

生者必滅。

 

死ぬなら綺麗なままで、

と言うか死んだら綺麗になる。

それを信じて生きよう。

 

 

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ヤン(グ)ババ

2021-02-23 21:07:24 | 美しく生きるという事

ヤンババって、ヤンキーババなの?それともヤングババ?

ここではヤングババとしておきましょう。

若い(ヤング)おばあちゃんの事です。

保育園にお迎えにくる祖父や祖母の方。

祖父の方はほとんどいわゆるおじいちゃんなのですが、

祖母の方となると千差万別、と言うか、ほとんどいわゆるおばあちゃんじゃない!

こないだなんて『ママ?』と言いたくなるようなおばあちゃんがみえました。

このオババはどうみえるだろうか?

孫を迎えに言ったら、おばあちゃんに見えるだろうか?

てか、ママには絶対に見えないんだからおばあちゃんに決まっているじゃん。

離れたところに住んでいるのでまずお迎えの要請はないのですが、

一度くらいはお迎えに行ってみたいと想うオババでした。

 

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今年もありがとう

2021-02-17 23:21:26 | 美しく生きるという事

シンビジュームのつぼみが開き始めました。

毎年花芽を見つけては毎日観察。

大きくなって色づき始めたつぼみは、

ゆっくりゆっくり膨らんで、

中の顔を見せてくれるのです。

毎年本当にありがとう。

感謝の気持ちでいっぱいです。

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私が死ぬとき

2021-02-05 23:16:34 | ショートショート

もし、前世というものが存在するとしたら、

私は以前『誰』だったのだろうか。

いつ生まれいつ死んだのか。

いつ今の私の体に入ったのか。

今の私の体が死んで、再び別人の体に入るとしたら、

また一から赤ん坊として生の道を歩み始めるのか。

それは面倒だな。

生まれて何も出来なくて、ただひたすら与えられるだけ。

今の私は、もうそういう時期を過ぎて好き勝手に生きられて楽なのに。

親の愛とか、世間の人たちとか、幼稚園だの学校だの、

仲良くだのいじめだの頑張るだの良い点を取るだの、

そんなことをまたやらなくちゃいけないんだな。

今死んだら、

楽に生きられる人の体に入るわけにはいかないかな。

一から生きるのは結構ハードなもんで。

 

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マルチタスクの呪縛

2021-02-01 16:40:25 | 美しく生きるという事

女は常にマルチタスク。

家事がそうじゃない?何をどうしてどうやって、

いくつもの料理を同時進行で作っていく。

段取り。

これまた、なっていないとほんの数秒の手間が数分、数十分、

果ては数時間になってしまうと言う恐ろしさ。

常に先を先を考えて行動する。

そうしないと終わらないから。

 

そんなことばっかり言われて生きているけど、

時々さ、

『それがなんだよ!』って思うわけだ。

仕事で必ず推奨されているから家でもおんなじように考えよう、行動しようとしてしまう。

おいおい、ここは家だよ。

仕事とおんなじように動かなくたって良いんだよ。

と考える。

習慣とは恐ろしい。

仕事を家に持ち込むとは。

 

仕事場だったらそういう動きをしていると、よくやっていると褒められるけど、

ていうか、それが当たり前で出来ないとだめな奴と言われるんだけど、

家では誰も褒めないじゃん。夫が褒めるか?褒めやしない、だって夫から見たらそれが当たり前だから。

だからさ、人がいるときはあえてそういう動きをしても良いけど、

良い評価をもらうためにね、

でも、自分一人の時は、それ、やめたって良いんじゃない?と思うんだよね。

あほくさ。

 

まあ、別に良い評価をもらうためにそれやっているわけではなく、

効率が良いからやっている部分もあるわけで、

否定はしないけど、

あくせくやらなくたって良いんじゃない?

と、心の中でいつもつぶやいているオババでした。

 

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