人生の新しい生き方、
自分の中に娘を飼うこと。
それは自分と一心一体でありながら、
彼女の人生を縛ったり、彼女のやり方に嫉妬したり、
そのような問題行動をしないで済むこと。
なぜなら彼女はいつも私と一緒にいるから。
心も肉体も同じ場所にあるから。
……と書いてみて、
まるでこれは精神病者の書いているもののような気がしてきた。
いえいえ、私は正気です。
娘が欲しいばかりに気を病んで狂ってしまった老女ではありません。
私はいつでも娘と一緒です。
てかさー、
娘と一緒というより、
娘の私が私と言う母と一緒にいるんだよ。
あ、そうか、私は娘を産む予定だったんだけど、
彼女は生まれてくることが出来なかったので、
私の中に住みついて私と一緒に暮らしているんだ。
と考えればいいか。
と書いていて、まるでこれは精神病者が書いているようであると思えた。
いえいえ、私は正気です。
娘が欲しいのに手に入らなかったから気を病んでついに狂ってしまったおばあさんではありません。
私は娘といつも一緒にいるんですよ。
生まれてくることが出来なかった私の娘は私の中に住みついてしまったのだそうです。
それを私はついこないだ彼女から教えてもらったのでした。
はたしてこれはきちがいの書いている文章だろうか。
自分でも分からなくなってきた。
あ、ところでオババは今日乳房のエコー診断に行ってきました。
病原菌で満たされている病院に、なんでこの時期に予約をしてしまったのだろう、
と少しばかり後悔しながら行ってきました。
結果は、年相応の体の変化に気をつけながら、
年一回、検査を受けて行くのがよいでしょう、とのこと。
はい、分かりました。
頭の方はそろそろイカレて来ているようだから、
体の方もそろそろイカレて来るんでしょうか?
ああかなし。
そして髪の毛も、しらがが目立つので染めてきました。
染めるとぐっと若返ります。えっへん。
やっぱ、かみのけだよな。
見た目の印象を分けるのって。
ま、そんなことを考えながら、
『成人式が終わったのに混んでいてごめんなさい』と、
50分待たされて染めてきたオババでした。
でもその50分は図書館でつぶしてきたから別にいいよ。
しかも仕事の参考書を借りられたから一石二鳥だった。
そして、スタッフから、
『サウナって裸で入るんですよ』とおしえてもらって仰天したのです。
『バスタオル巻かないの?』
『私が行ったところは裸のままでした』
……知りませんでした。バスタオル巻いて入るのかとばかり。
つまり、裸のまま見知らぬ人と席をおなじゅうして、時の経つのを待つのだそうです。
ただし、水蒸気でおたがいよく見えないようだから、別にいいのか。
さて、頭も体も脳味噌もおかしゅうなってきたように感じられる今日この頃。
春はまだなのに、三月ウサギがピョンピョン飛び跳ねているようで。
安倍さんもなんとかさんも日本にいない今日、
大地震が起こりませんように。