フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

オババ失態す

2020-10-27 23:25:39 | 美しく生きるという事

今日も仕事が終わったで~。

という感じでぼーっと駅の改札に向かい歩いていた。

電光掲示板の発車時刻を見ながら、あれに間に合うな、と歩き続けた。

と、私の行く手を遮るものがある。

左右からバーが出てきて私を阻む。

何だ~?

おお!

定期券をかざすのを忘れていた!

慌てて引き返し、最初からやり直し。

ありゃりゃ、こりゃ初めてだ。

駅員さん、わたしゃ、ちゃんと定期券持ってるよ。

強行突破じゃないですよ。

そしてそのときひらめいた。

人間版ETC。

定期券を持っているだけで改札をスルー出来る。

これぞまさしく顔パス。

顔認証でも良いけど、たくさんの顔を登録するのは大変だろうから、

定期券で良いんじゃない?

おお、ピッすらもしなくて良いんだ。

こりゃ画期的だ。

機械が必要になるかもしれないけど、

高速の料金所と同じように、

定期券ETCと、ピッとかざすところとレーンが分かれるだろうか。

あと、切符?

さて、どうなることでしょう☺

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みやけさぁぁん~

2020-10-25 20:15:30 | 美しく生きるという事

毎年この時期恒例SET本公演観劇して参りました。

今年はコロナ禍で上演が心配されましたが、

8月に公演のお知らせはがきが届いたときは万歳してしまいました。

座席は一つおきです。

いつもなら満席なのに、一つおきでも空いている席がありました。

劇場に足を運ぶのが不安な方もいらっしゃるのでしょうね。

でも、今年も三宅さんを拝むことが出来て幸せでした。

ほかの劇団員の方々もね。

来年も、また観に行きます☺

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この世で要らないもの

2020-10-21 17:27:34 | 美しく生きるという事

疲れているのかなぁ、

そんなときに妙に頭が冴えて、

押し入れの中の様子が目に浮かぶ。

そして若かった頃からの習慣で

溜まってしまった色々なものを思い起こす。

それって殆ど要らないよね?

自問自答するオババ。

捨てよ‼️

 

それが出来ないから駄目なのだ、オババは。

それが出来ていたら、もっと出世していたよ。

ああ、そいつらに情けをかける必要はない。

死んでまでそいつらに囲まれていたいのか?

 

願わくば、

私が死んだら、その瞬間に、生前私が関わった全てのものも消えてしまえば良い。

 

生きていないなら体も欲しくない。

消えてなくなれ‼️

 

 

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イチかバチか

2020-10-14 23:10:32 | 美しく生きるという事

同義語に、

白黒。

○×。

男女。

二進法(0と1)。

ああ、これしか思いつかない。

世の中はすべてこれだけで出来ている。

△はない。

どっちかだ。

あ、まだあった。

良いか悪いか。

好きか嫌いか。

おいしいかまずいか。

オセロ。

長い間生きていると、本当に真ん中ってないんだな、と感じる。

どっちかだ。

そして私は女だ。

気がついたら女だった。

私が女である理由は何だろう。

受精の時のタイミングだろう。

魂に男か女という区別はあるのだろうか。

女の体に入れば女になるのだろうか。

ああ、選べないなんて。

だけど、ほかの性を選んだとしても男だぞ。

それも何だかな。

その二種類しかないなんて。

やっぱこの世はどっちかだ。

 

 

 

 

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