フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

自社製品2

2014-12-30 19:44:30 | フィクション
このデザイナーは、きれいな可愛らしいものが
大好き。
商品の方向性や、
購入層は考えてないと思われるような、
パッケージ。
オブジェとしては完成しているかも
知れないが、
どうやって売るのか、
それも考えてくれたら良かったのに。
[残念]
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自社製品1

2014-12-29 10:21:17 | フィクション
請け負いの製造会社ですから、
本来自社製品は持ちません。
でも、たまたまそんな話が持ち上がったら、
どうでしょう?
これまで想定外だった自社製品での売り上げ。
もし自社製品の売り上げのみで
会社を存続出来たら。
それは社長の欲望をかきたてました。
『よい製品を作れば必ず売れる』
『売れれば利益が出る』
『儲かる』
社長ならではの三段論法で、
この話は、進みました。
いろんなところからデザイナーやら、
アドバイザーやら、
わけのわからない肩書の人達が
集められました。
そして皆さん、学芸会の出し物を
決めるべく、
キャッキャキャッキャと
楽しい時間を積み重ねて行きました。
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プロローグ

2014-12-27 10:51:36 | フィクション
私の名前はミツミと言います。
とある同族会社で働いています。
社長の娘に婿さんが来て、次期社長になる予定です。
私は主に現社長と一緒に働いていますが、
婿さんとの間で板挟みになってばかりです。
考え方が全く違うんです、この二人は。
私は日々悩むわけです、私は誰から指示を受けて動いたら
いいんですか?って。
普通の人なら気が狂うかも知れません。
でも私は狂ってなんかたまるか!と考えています。
こんな私の日常生活を描いていきたいと思います。
コメント (1)
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