今年度も終わりました。
来週からすぐ新年度です。
どうなることやら。
春休みのせいか､
ちまたにガキんちょがウロウロしてるね。
明日、寒いんだってね。
お花見に行こうと思っていたのに。
元気なうちに思いで作り。
これは……紐解かなくてもよく理解できるだろう。
17才の頃は素敵に思えた男が、
５年も経ったら、
ボンクラで夢ばっかり追いかけてる、
いつまでたってもガキのままの、
頼りにならない奴だった。
このままでは私、食い潰される。
だから、両親の勧める見合いで、
頃合いの幸せにしてくれそうな相手を選んで、
結婚することにした。
ああ、だけど、あいつと別れなきゃならない。
やだなぁ。面倒だな。いつ言おうか……。
こうして女はボンクラと別れて、
幸せにしてくれそうな相手と結婚した。
それから何十年も経った今、
改めて思い返してみる。
あのボンクラとずっと付き合っていたら
今頃どうなっていたかしら。
もしかしたら今よりずっと、
幸せだったかもしれない。
惜しいことをしたかもしれない。
ちっ。
女は幸せにしてくれそうな相手を
選んだつもりだったんだけど、
幸せじゃないのだろうか。
そうかもしれない。
人は今が幸せじゃないと、
昔のことをつらつら思い返すものだから。
自分の選択が間違っていたと知らされるのは辛い。
ボンクラだった男は出世しているかもしれない。
……してないかもしれない。
何はともあれ昔の彼氏には、
会わない方が身のためだ。
頂いたコメントで気付いたことだ。
かぐや姫の神田川を完全に理解出来ずにいた。
あれは女性の側からのつぶやき。
それは解っても、
何故『怖い』と言う言葉が出てくるのか。
愛している（筈の）男の事が信じられないのか。
目の前の、
自分に微笑んでくれている男の事が。
男は変わらずに女を愛す。
だが、女はそんな男の心を疑い始める。
彼は私の事をこのままずっと愛してくれるのだろうか？
信じられない。
私はだんだん怖くなってきた。
彼が明日にでも
ここからいなくなってしまうのではないかと。
そうしたら私はどうしたらいいの？
そんな事受け入れることは出来ない。
あなたが私から去っていくくらいなら、
私の方から去っていく。
……という訳で、
女が怖れたのは、
男の心変わりではなく、
自分自身の心変わりだ。
あんなに愛したはずなのに、
目の前の男が、
ただのボンクラに見えてくる。
私の中の不安を知ろうともしないで、
ひたすら愛している愛している、
と唱えるこの男を、
私は今、捨てようと思った。
そう考えなければ、
この不安から逃れられないから。
全くの推測であるが、
世の中の恋愛事は、
全て女が制御しているんじゃないのかな～(笑)
因みに、男の浮気とか家出は、
心に闇を宿した女に恐れをなした臆病な男が単に逃げただけ。
だって、他にいい女がいたら、
家に鎮座している恐い女のとこに、
戻りたくなくなるでしょ？
and repeat
それはお化けではありません。
亭主の浮気に気付いた女房でもありません。
それは、自分の心の移り変わりです。
昨日あれ、と言っていたのが、
今日はそれ、と言い、
明日はこれ、と言い、
明後日はどれだよ～！となじる。
……この事であります。
あと、そうだな、
女房の浮気に気付いた亭主、
も付け加えようか(笑)
こんなことってあるでしょうか。
ただ、その子の在る様を見ているだけなのに、
その子が私に何をするわけでもないのに、
その子の存在が私を支えてくれていました。
何を聞いても短い受け答えしか返ってこない。
それでも満足でした。
その子を見ていられるというだけで、
私にとっては奇跡なのですから。
