このブログで自分の事をオババと称していましたが、
始めた頃は確かまだ本当の意味でオババではなかったと思うのですが、
自分の事をへりくだった言い方でオババと呼んでいたのですが、
このところはオババに実年齢が近づいてきた、
と言うか、
体が本当にオババになる、リアルオババになりつつあるのを感じています。
まずその1。
時間の流れが速くなる。
これは、休みの日に感じることですが、
1時間があっという間。
え、さっき9時だったよね。もう10時?
え、もう11時?
え、もう午後2時?
という感じで、時が矢のごとく吹き飛んでいくのです。
その間私は何をしていたのか。
うう、思い出せない。なんとなくだらりと過ごしていたかな。
いや、いつもは出来ない何かの整理とか、片付けとか、そんな事やっていたよ。
そんなに時間かかることじゃないでしょ。
いやいや、このとき、私は自分の認識を変えるべきなのではないか、と気づいたのです。
時が早く進むのではなく、自分の動作がのろくなったのです。
例えば、目の前のペン立てからボールペンを取る、という動作。
手を前に出し使いたいボールペンを選びさっと取る。
ほんの数秒でしょ?
ところが、実は数分かかっているとしたら?
ちょっと考え事をしてぽけーっとしただけなのに、
実は1時間経ってしまっていた。
もしかしたら、これがリアル、なのではないだろうか。
だから、若い人から見たら、お年寄りの動作が遅くて遅くて苛つくのも分ります。
でもお年寄り本人からしたらさっとやっているのです。
自分はまだまだ元気で何でも出来る、と思っているのです。
時間の観念が覆される。
一つの世界に二つの時間枠が存在する。
そんな次元に、今オババは突入したのであります。
(その2はまたいずれ…)