フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

オババ、巻き取り式リードを購入す

2018-04-25 23:09:20 | 美しく生きるという事

うちの愛犬、5月11日で10歳になります。

人間の年齢に換算したら52歳くらいかな?

もう、おじさんね。

だけど肥満にはとっても気を付けているからいまだにスマートなのよ。

まだ少年の面影を残している(犬だけど)。

さて、愛犬とお散歩歴11年目に突入する、と言う今頃になって巻き取り式リードを買ってみました。

たまには芝生の上をグイーンと歩かせてみたいな、と思ったから。

今日使ってみたんだけど、

扱い方が不慣れなので使用感はいまいちだった。

毎日使っていれば慣れるだろうか?

使っている人よく見かけるからきっといいと思うんだよね。

明日からも頑張って使おう!と決意するオババでありました。

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ベランダにて

2018-04-21 22:06:58 | ショートショート

仕事が休みの土曜日、よく晴れた朝9時、

アキコは家族の洗濯物をベランダで干していた。

男物の肌着をハンガーにかける。

『これは夫の…』

それはアキコの夫のものだ。アキコはそれを見て、このあいだ逢ったばかりのタケルのことを思い出した。

彼も同じようなのを着ていたっけ。

タケルの妻も私と同じように「夫」の肌着を干すのかしら?

アキコはぼんやりと、肌着を見ながら考えた。

私が夫の物を洗濯して干すように、

タケルの妻も彼の物を洗濯して干すに違いない。

だって「夫」の物だもの。

そう思いながら、アキコは、ふと自分がどんな存在なのか分からなくなっているのに気付いた。

私はタケルの何なんだろう。

私はタケルの肌着を「夫の物」として干すことが出来ない。

夫の肌着もタケルの肌着も同じ男物でよく似ているのに。

どうして私はタケルの「妻」でないのだろう。

タケルの肌着を「妻」としてベランダに干すことの出来る女を、

アキコは少しだけ羨んだ。

夫の肌着を見るたびにきっと、

タケルとその妻のこと、

彼らの日常のしぐさまで目に浮かんできそうである。

「夫」と言うのは家みたいなものだ。

雨宿りが出来るように夫を手に入れたのだ。

ならばタケルは家ではない。

ペンションか?ホテルか?

たまに行くところ。

いつもいるところ。

世の中、誰が決めたわけでもなく、

なぜか私が生まれたときからそうなっている、とアキコは感じた。

生まれてくることも、父と母がいることも、

アキコと名付けられたことも。

 

 

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オババ、浮き輪を感じる時

2018-04-18 22:02:23 | 美しく生きるという事

気配を感じる、と言うことはよくあります。 

オババもこのところ『気配』を感じていました。

背中が丸くなっている……

ウエスト周りに脂肪がある……

なんというか、

これまでなかったもわっとした違和感、 

を、感じて、気づいた。

忙しく動いているだけでは脂肪は付いちゃうのよ。

重点的にそこを鍛える必要があるのよ。

なのであわててスクワットや美容体操を再開したのでございます。

脂肪の気配を消せ!

燃焼させろ。

ああ、体型維持するのって大変ね~(笑)

 

 

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慌ただしい夢

2018-04-15 22:42:43 | 美しく生きるという事

今日は待ちに待った寺脇様の公演日でした。

狂ったような雨風の収まった赤坂は、

爽やかな笑顔で私を迎えてくれました。

……しかし、夕べ私はとんでもない夢を見たのです。

4ヶ月前に買ったチケットがないのです。

領収書があるからなんとかなるさ、

と会場に行くと、なんと、主役が急遽代役に。

ええっ?

なんなのこのダブルパンチは。

へとへとになりそうな私を待っていたのは、

明け方でした。

公演日を間違えてたらどうしよう。

日付が昨日だったら?

そんなことばかり気にしていたせいでしょう。

ともあれ、無事に観劇出来て良かったです。

またお目にかかりましょう、寺脇様!

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命令と要求

2018-04-11 20:38:53 | 美しく生きるという事

仕事柄子どもと接する事の多いオババ。

彼らに言うことを聞いてもらうために、 

最も効果的な言い方は何だろうか?

『○○をしなさい』

かな?

 

前に何かの本に、人に何かをやって貰いたいときは、

要求するのだと書いてあった。

『○○をやって欲しいの』

 

命令は押し付けになり、

当人の意志や感情は切り捨てられる。

要求は当人にやるかやらないか決めさせられる。

そこにはその要求をする人との関係性が絡んでくる。

……こいつの言うことなら聞かにゃいかんかな……

 

と言うことを通勤の合間に考えている、 

超仕事熱心なオババなのであった(笑)

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