フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

歳を重ねること

2019-11-29 23:38:02 | 美しく生きるという事

好きだった俳優や女優さんが歳を重ねて、

おじさんやおばさんになるのは悲しいです。

でも、しょうがないよ。時は止められないから。

オババは前から、財前直見さんが好きで、

威勢の良い役や、陰のある役が好きでした。 

彼女ももうお母さん役が多くなりましたが、

なんか、とても自然に受け入れられます。

何でだろう?

はてな、です。

 

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冬季うつだぁ

2019-11-27 23:14:49 | 美しく生きるという事

ここのところやけに気分がふさぐんですよ。

なんでかな、理由は特に思い当たらないんだけど…、

と考えていたら、そう、ふいに思い当った。

オババは今のこの時期になるとたいていこうなるんです。

特に新しいことを始めない限り、前の年の続きですからね、

モチベーションが下がるんですね。

朝は夜明け前に起き、帰宅は日暮れ後。

つまり、太陽の光を浴びていないんです。

これだ!

今冬至に向かって下降線まっしぐらです。

ああ、つらい。

一月になればいくらか日が伸びるけど、寒くなるからね。

なかなか浮上出来ません。

そして実質春が望めそうな三月に一気にがたっとくる。

なので沈みこまないように、ちびちびぱちゃぱちゃやっていきます。

世の中の民を救うお酒もオババにはあまり効果がありません。

最近はねむり薬でしかなくなってしまったので。

酒瓶が並んでいるのを見ると『あ、ねむり薬が並んでる~』と思っちゃう。

高いものほど効果があるのかな?なんて。

穴倉生活を送っているみなさん、

晴れている日はせいぜい太陽の光を浴びて、うつにならないようにしましょう!

 

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ユーミンの、真珠のピアス

2019-11-24 21:46:50 | 美しく生きるという事

オババは楽曲を聞いていて、メロディーに引き寄せられることはあっても、

その曲の歌詞を完璧に聞き取ることができません。

だからほぼ聞き流しています。

意味は分かっていません。

なので、この「真珠のピアス」の場合も、意味を知らずにいたのでした。

よくよく聞いてみたら……

ピアスを彼氏のベッドの下に置いたよ。

彼氏は新しい彼女と一緒に住むんだって。

私はいやがらせに、ピアスをベッドの下に隠してやった。

引越しの時に気づくでしょうね。そして私を思い出すのよ。

 

……だけどさ、彼氏は新しい彼女と新しい生活を始めるというのに、

また古い彼女を抱いたの?

「あなたのことを縛ったりはもちろんしないわ。だから思い出にもう一度だけ私を抱いて」

と言われて、「いや僕はもう君には心が動かないから」とでも言って拒めばかっこいいのにさ、

抱いたんだよね。

「まあ、もうこれっきりだろうし、あと一回くらいならいいだろう」と思って。

そしたら、真珠のピアスが隠されていました!

わ、これ呪文だよ。

あなたの新しい生活を呪ってやるわ。

見てなさいよ。

あなたはどうせ、私を忘れられないのだから!

 

と言うとてもこわーい、女の人の話でした。怖いね~~。

女の人の嫉妬怖いよ。顔に出さずに心の中で何考えているんだろうね。

だから女はおしゃべりなんだよ。しゃべっていないと自分の中の混沌を正視してしまって怖くてたまらないから。

しゃべっている間は、混沌を忘れられるから。

 

ところでオババはとても無口です。

おしゃべりする必要がないんです。混沌がないから。

隠す必要もないし。

そうだ、みんな隠そうとするからいけないんだ。

もう、それで勝負するべきだ!

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オババんちの水餃子

2019-11-24 21:37:07 | 美しく生きるという事

息子たちが家にいたころは水餃子は50個作った。

時に数が足りなくてもう20枚皮を買い足したものだ。

息子たちはパクパクと次から次に食べていた。

ほぼ完食だった。

そんな習慣だったので、いまだにひき肉の大きなパックを探したり、

皮も50枚入りのものを探したりする。

しかし、今、息子たちはみんな所帯を持ってしまった。

もう50個も作る必要はないのだ。

せいぜい30個。

それだって連れ合いと半分食べてあとは冷凍するのだ。

醤油も使わなくなった。

前は1リットルがガンガン無くなった。

だから安い時に余計に買っておいたものだった。

それが、一度開けたらなかなか減らないのでいつのまにか賞味期限を過ぎてしまったりする。

これからは小さいボトルでいいや。

 

そうです、オババんちの宴会は終わってしまったのでした。

 

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うす暗いお風呂場

2019-11-17 21:20:45 | 美しく生きるという事

5年くらい前に新しくしたお風呂場の白熱灯。

二つ付いているのですが、60W×2だと明るすぎるので、

40W×2にしていました。

先日そのうちの一つが切れました。

40Wで照らすお風呂場は、やっぱりうす暗いです。

近眼の私にはただでさえはっきり見えないものがますます見えづらくなりました。

蛍光灯には赤ちゃん電球が付いていますよね、あんな感じでうすぼんやりしているので、

浴槽に浸かっているとますます眠たくなってしまいます。

ここは寝室か?

寝るのにちょうどいいわ。

どこかで40Wの電球を買ってこようと思いますが、

そろそろこの白熱球も製造中止になってしまうのではないか、とおびえます。

そしたらLEDの白熱っぽい奴にすればいいんだけどね。

 

ああ、昔六畳一間で一人暮らしをしたことがありましたが、

引っ越してすぐに、裸電球をぶら下げていたら(傘を買っていなかったので)、

遊びに来た母が「なんだかわびしいから傘を持って来たわ」と傘をくれました。

そして傘を付けると、一応女の子の部屋らしくなったんだけどさ、

私は裸電球って割と好きなんだよね。

明るいし、あたたかそうじゃん、あの色が。

天井の方まで灯が届くし、私は裸電球のままでよかったんだけどね。

第三者がそれを許さないのね~。

そんなにわびしいかな?

私には裸電球がわびしいという考え方はないんだけど、

きっと、わびしいと感じる人には、かつてわびしかったという経験があるんだろうね。

それか、愛娘が一人で暮らす部屋の明かりが裸電球じゃ、母として絶対に許せない、

そんな生活を送らせるようなことはさせない!

と母親としての意地だったのかな。

私はもし、子どもが暮らしている部屋の明かりが裸電球だったら、

『あ、こいつも好きなんだ!』とうれしくなるけどね。

いいよね、白熱灯って…と、立膝をして座り、天井からぶら下がる白熱灯を一緒に見上げてにんまりするんだけどね。

でも本当は好きだからじゃなくて、安上がりだから、かもしれないね。

傘を買うのが面倒だとかお金かけたくないとか、まあ、そんな理由でね。

それでもそのシンプルさに居心地の良さを感じているのは確かです。

(でもたぶん、子どもの暮らす部屋の明かりは裸電球ではないと思います。

一緒に暮らす人が許さないでしょう。と言うか、一緒に暮らすひとが出来た途端に、

裸電球はわびしくなりますね。なぜでしょう。それは、見栄を張りたくなるからです。

私は灯にはこだわるの!と自分をランクアップするんですね。

人と暮らすってたいへんなことですね。自分の好きなことを通せないんですからね)

 

 

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