人形山車集結、4年ぶり熱気
皇大神宮例大祭に4500人
タウンニュ-ス
皇大神宮の境内に入場する
人形山車
「烏森神社」の愛称で親しまれる
皇大神宮=鵠
沼神明=で17日、4年ぶりに例大祭が
行われた。高さ約8mにもなる9基の
人形山車を一目見ようと約4500人
の来場があった。
当日は朝から各町内が、人形山車の装飾
を実施。各山車には「那須与一」「源頼
朝」「楠木正成」「浦島太郎」など、歴
史や伝説に名を残した人物の人形を乗せ、
威勢の良いお囃子や太鼓の演奏を響かせ
て、町内を練り歩いた。
その後社殿で神事を行い、9基の山車が
順番に境内に入場。3基ずつお囃子を披露
すると、猛暑の中にも関わらず、多くの見
物客がカメラで熱心に撮影していた。
市内から5歳と小学生の娘を連れて訪れた
40代女性は「とても迫力があった。4年
ぶりとあって熱気もすごかった」と興奮
気味に話していた。
人形山車は明治時代中頃に9つの氏子会
がそれぞれ製作。藤沢市重要有形民俗文
化財、湘南遺産にも指定されている。
鵠沼海浜公園 来春開業へ
「魅力ある場所に」
建築工事控え安全祈願
タウンニュ-ス
神事後にあいさつする小田急電鉄の
柴田秀穂部長(右)
開園から60余年が経過し、現在改修工事
が進められている鵠沼海浜公園(スケート
パーク)で10日、安全祈願祭が行われた。
事業者や市関係者など約30人が出席。来春
の「スケボーの聖地」誕生に向けて、工事
の安全を願った。
整備事業は市が改修事業者を公募し、民間
資本を活用する「Park-PFI」を活用。
2021年11月に小田急電鉄など11者が構
成する団体が事業主体に選ばれた。
事業面積は約1万6千平方メートル。18年
に完成した全国でも最大級の「コンビプー
ル」を中心に、初心者から上級者までが競
技できるスケートボードの専用施設や自転
車競技BMXエリアを整備。飲食や物販を
提供するテナント棟も新設する。スケート
パークの設計は東京五輪でも設計を担当し
た(有)マサケンが手掛ける。
小田急電鉄の担当者は「地域に根ざしなが
ら世界に誇れる場所にしていきたい。公園
の潜在能力を最大限に生かして魅力ある場
所によみがえらせていく」と話した。
同公園は1961年に開園。小田急電鉄が
運営する「鵠沼プールガーデン」などを経
て01年にスケートパークとして再出発した。
改修後の開園は当初23年秋頃を想定してた
が、近隣住民などに配慮した設計に一部見
直したため、半年ほど先送りしたという。
夏の締めは湘南台へ
8月26・27日、サマーフェス
タウンニュ-ス
イベント案内チラシ
夏の終わりを楽しもう――。湘南台駅地下
アートスクエア広場で8月26日(土)・
27日(日)、サマーフェスタが開催される。
26日は子どもわくわくフェスタとして、
親子で楽しめる縁日イベントやアート・
工作教室を開催。藤澤浮世絵館も参加し、
浮世絵すり体験やすごろく、猫のお面づく
りも行う。
27日は未来にはばたけ夢コンサートと題し
て、高校生ミュージカルによる歌とダンス
の披露や、オペラ、ミュージカルなどジャ
ンルを超えて活躍する歌手、鳥尾匠海さん
らのコンサートや公開ボイストレーニング
などが行われる。広場自慢のストリート
ピアノも登場。
詳細は湘南台アートスクエアプロジェクト
HPで。
小田原地魚―1グランプリ
初代王者は魚國の南蛮漬け
タウンニュ-ス
彰式で笑顔を見せる受賞者ら
小田原漁港とその周辺で8月6日に開催
された「第30回小田原みなとまつり」で、
同漁港で水揚げされた地魚を使ったグルメ
ナンバー1を決める「小田原地魚―1グラ
ンプリ」が初開催された。初代グランプリ
には魚國商店の「魚國特製地魚の南蛮漬け」
が選ばれた。
このグランプリは小田原の地魚の魅力を伝
えることが目的。地魚を愛用する飲食店や
商品開発を行う団体など8者がエントリー
した。来場者投票の結果、魚國商店が頂点
に立ち、高橋征人同まつり実行委員長から
賞状と盾が贈られた。
魚國の南蛮漬けは小田原を代表するミズ
カマスやイナダなどを使った、夏らしい
さっぱりとした味付け。8月末まで鮮魚
店「魚國」(栄町)で販売予定(魚種は
水揚げにより異なる)。
なお2位はめし家やまやの「地フグチゲ
鍋」、第3位は海幸料理ふるはうすの
「カマス磯辺揚げうどん」が選ばれた。
店頭に並ぶ南蛮漬け
小田原城大手門の再建計画策定を
市民団体が市に要望書提出
8/23(水) tvkニュース(テレビ神奈川)
小田原市のシンボル、小田原城の「大手
門」を再建し当時の眺望を回復しようと、
市内4つの団体が市に要望書を提出しま
した。
小田原城は北条氏5代にわたる関東支配の
中心地として機能し、江戸時代には近世
城郭として整備されました。
なかでも「大手門」は城の玄関口として
1643年に設けられたもので、その跡は現
在、国指定の史跡になり「時の鐘」が建
てられています。
23日に市内4つの団体が旧市民会館の撤去
で大手門付近一帯の歴史的な眺望がよみが
えるなどとして、「大手門」再建を含めた
計画策定の要望書を小田原市に提出しま
した。
小田原の城と緑を考える会・
田代道彌会長
「(市民会館跡地周辺の開発後に)最後に
なって、じゃあ大手門をどうしようかとい
う話になったらもうどうにもならない。
それを我々は心配して何とか今のうちに
一帯の基本計画を行政として策定してほ
しいと言っている」