”秦野グルメ”を食べ歩き
9月1日からフェス
タウンニュ-ス
3店舗巡ると抽選に参加できる
秦野の飲食店を巡る食のイベント「第8回
はだの食べ歩きグルメフェスティバル」が、
9月1日(金)から30日(土)まで開催さ
れる。秦野商工会議所観光飲食部会主催、
秦野飲食店組合・西秦野飲食喫茶組合協力。
同イベントは、関心が高まる「ジビエ料理」
に焦点をあてるなど、秦野市内の飲食店を
知ってもらうことを目的に行われている人
気の企画。今年は中華・そば・イタリアン・
和食など、59店舗が参加する。
スタンプラリーで食事券
期間中、参加店舗での食事の際、スマホで
特設ホームページにアクセスし提示すると
店舗独自の特典が受けられる。また、参加
店舗で食事をした際に押してもらえるスタ
ンプを、3店舗分(同一店舗で複数のスタン
プは不可)集めて応募するスタンプラリー
も実施。抽選で参加店舗で使える食事券
1万円分(25人)、5千円分(60人)、
3千円分(150人)など、総額100万
円が当たる。スタンプラリー用紙は参加店
舗のほか、秦野市内の小田急線4駅、各公
民館、秦野商工会議所、クアーズテック秦
野カルチャーホール(市文化会館)、メタ
ックス体育館はだの(市総合体育館)など
に置かれている。
59店舗が参加
同イベントには、昨年を8店舗上回る59店
舗が参加。昨年同様、ランチだけでなくデ
ィナーも対象となる。参加店舗は次の通り。
中国料理 北京館、日比谷 鳥こまち秦野駅
北口店、欧風料理レストランタカノ、菖蒲
庵、鶏笑 くりちゃん本舗、TRATTOR
IA PATRIOTA、トラットリア
フーコ、銀八鮨 本店、ほりかわ珈琲店、
バーンタイ台所、居酒屋 鹿の子、ステーキ
ダイニング プルミエ、kiks kaffe、
チャイナガーデン、手打ちそば 石庄庵、
tablet〜たべれっと〜、麺屋 哲、
一の屋 秦野駅南口本店、ParkCafe
&Dining 一の屋、一の屋 鶴寿庵、
中国料理 東光苑、喜旬、かまかフェ 楽蔵、
廣州飯店、トラットリア:ピノーロ、弥生鮨、
@PILOT.BIRD、レストランふらっ
と、お食事処 きおら、Osteria il
Legare、とんちんかん、華もん、ポー
ジィ、ALCENTRO、手打そば さか間、
レストラン People、スプレッド イー
グル、居酒屋 海な灯、割烹 大喜、ワインビ
ストロ カルバ、米専門店やまぐち、KIT
CHEN T、麺とスープだけ、そば処 田代
庵、食堂バール Derako、製造元直売
所手打ち十割そば処丹沢そば本店、ハダノ
浪漫食堂、中華 ひでいち、そば処 東雲、
手打そば 良庵、奥津国道美術館 森のカフェ、
手打蕎麦 砂場、MEAT&SPICE
PONO、Contrale Market
by ALCENTRO、季節料理 たわわ、
串や いち、味乃大久保、和風レストラン
魚作、PIZZA DINER Walk
ing Flower。
問い合わせは秦野商工会議所
【電話】0463・81・1355へ。
大日堂 幻想的に
閻魔詣に多くの参拝者
タウンニュ-ス
閻魔堂を見学する来場者
NPO法人はだの大日堂保存会(水野功
理事長)が8月16日、蓑毛大日堂で「閻魔
詣」を開催した。閻魔詣は「地獄の釜の蓋
が開く」と昔から言われている8月16日に
行われる行事。「閻魔様が地獄を留守にす
るこの日に参拝すると無病息災・延命長寿
の功徳がある」とされ、閻魔堂を持つ蓑毛
大日堂には昔は多くの参拝者が訪れていた。
この風習は一時途切れたが、はだの大日堂
保存会(旧秦野みのげ文化の会)が20
14年に復活させた。
今年は二王像修復に伴う仁王門閉鎖で参拝
ルートを変更したが、参道には例年通り提
灯が設置され幻想的な雰囲気を醸し出した。
当日は親子連れなど多くの人が参拝者し、
高橋昌和市長も視察に訪れた。また、会員
らは大日堂の文化財群は修復が急務である
ことを参拝者に説明し、寄付の協力を募っ
た。
ゴミ180kgを回収
水無川でクリーンストライド
タウンニュ-ス
ゴールのうぐいす橋下で
清々しい笑顔の参加者ら
きっかけは「暑い夏にきれいな水無川に入
りながら走ったら気持ちよいだろうなー」、
そんな思いだったという。走る企画を考え
て下見をしたら、以外とゴミが多かった。
ならば走る前にゴミ拾いしようと、水無川
を秦野駅前から戸川公園手前までの約7キ
ロにわたり歩きながら清掃する「クリーン
ストライド」が7月30日に行われた。
この清掃活動を企画したのは、はだのブラ
ンドアンバサダーの立石純子さんをはじめ、
タレントの福島和可菜さんとランニングチ
ームのRUN&BEERメンバー。市環境
共生課、コラムホーム、片倉商店ほか協力。
当日参加したのは市内外の30代から50代の
54人。回収したのは燃えるゴミ90キロ、燃
えないゴミ90キロの計180キロだった。
参加者からは「水無川の中をジャブジャブ
進みながらのゴミ拾いは猛暑の中でも心地
良い時間だった」「いつも気になっていた
街のゴミ。主催者の皆さんの熱い思いが伝
わってきた」などの声が聞かれた。
主催者側として参加した立石さんは、「今回
のクリーンストライドは水無川でしたが、
今後は皆さんのお声もお聞きして、場所を
変えながら活動し続けていきたいと思って
いる」と参加者への感謝を込めながら話した。
尺八で実朝公供養
半世紀にわたる献楽
タウンニュ-ス
雨のため今回は室内の演奏に
田原ふるさと公園にあるふるさと伝承館2階
で8月9日、尺八献楽供養会が行われた。こ
れは尺八奏者の星秦山さんが、仲間とともに
源実朝の誕生日である8月9日と、命日の
1月27日に開催しているもので50年以上に
わたり続けられている。
通常、鎌倉三代将軍・源実朝公御首塚(東
田原)前で行っている尺八献楽供養会。今回
はあいにくの悪天候に伴い、首塚そばにある
ふるさと伝承館に移し実施した。
同供養会は今回で104回目。実朝を弔った
とされる和歌山県由良町臨済宗妙心寺派興国
寺が日本における尺八発祥の地であることか
ら、秦野市との縁に興味を持った星さんが半
世紀以上前から首塚の前で尺八を披露するよ
うになった。
この日は星さんが作った地元にまつわる曲な
どが演奏されたほか、実朝ゆかりの寺・金剛
寺の鈴木楚道住職が読経した。
古代の秦野に思い馳せる
上映後には貴重な話も
タウンニュ-ス
アフタートークでは市内の遺跡
などについて語られた
ドキュメンタリー映画『掘る女』の上映会
が8月9日、クアーズテック秦野カルチャ
ーホールで開催された。上映後には監督の
松本貴子さんと、映画に出演した秦野市
市史編纂員の天野賢一さん、遺跡発掘の本
を出版した市内在住の”掘る女”こと今井
しょうこさんによるアフタートークも行わ
れた。
きっかけは、主催するNPO法人はだの
歴史おこしの会に所属する横溝彰さんと
今井さんの出会い。松本監督と知り合い
だった今井さんが歴史おこしの会とを繋
いだことで、「秦野も縄文など多くの遺跡
を抱える土地であることを知って欲しい」
と企画し、市教育委員会の後援を得て開催
する運びとなった。
当日は映画上映のほか、入口に土器片や矢
じりなどを見られる「縄文時代展示コーナ
ー」を設置。今井さん手描きの「はだのい
にしえmap」も配布された。
また、アフタートークでは市内に点在する
遺跡や埋蔵物などについて語られ、来場者
は興味深げに聞いていた。