青く輝くまほろば大橋
ライトアップ12月25日まで
タウンニュース
時計塔を中心に飾り付けられた
イルミネーション
秦野駅北口すぐの「まほろば大橋」が美し
いイルミネーションで飾られ、道行く人の
目を楽しませている。電飾はまほろば大橋
の中心にある時計塔から、歩道の方にまで
すそ野が広がる山のように広がっており、
遠くから見れば「みなせ富士」を連想させ
る鮮やかなブルーの光に包まれている。
「秦野たばこ祭」期間中は、水無川沿いに
設置された色とりどりの提灯とのコラボレ
ーションも楽しむことができ、取材した9月
16日には、スマホで写真を撮り友人と楽し
む女子高生らの姿も見受けられた。
まほろば大橋の下を流れる水無川は、その
名の通り普段は水がほとんどない川。しかし、
雨が降った次の日などは水かさが増し、運
が良ければ下流からイルミネーションが水面
に反射した「輝く逆さ富士」が見られること
も。
このイルミネーションは毎年この時期から
われており、今年は12月25日(日)まで実
施の予定。点灯時間は9月・10月は午後6
時から10時まで、11月・12月は午後5時か
ら10時までとなってる。
イオンの舞台で堂々披露
学童保育がダンス発表会
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自分たちで選んだ衣裳で踊る
小学2年生チーム
学童保育でんでん(府川優樹代表)と学童
保育はだのキッズ(藤田直正代表)、KD
ダンス教室の3団体が9月17日、イオン秦
野ショッピングセンターのくすの木広場ふ
れあいステージで合同ダンス発表会を行った。
学童に通う児童らの成長と思い出作りのため、
合同で夏の工作展やクリスマス工作展、発表
会などを定期的に行う学童保育でんでんと学
童保育はだのキッズ。今回はでんでんでダン
スを教えている「KDダンス教室」も協力し、
ステージ発表が行われた。
当日は、はだのキッズとでんでんの子ども
約80人が参加。ダンス教室に入っていない
子どものみのチーム、入っている子といな
い子の混合チーム、ダンス教室の児童のみ
で構成されたチームに分かれ、日頃の練習
の成果を披露した。
府川代表によると、自分たちで衣裳決めを行
ったチームも多いという。見学に訪れた保護
者や、足を止め見入る来店者らの前で堂々と
したダンスをする子どもたちに、惜しみない
拍手が送られていた。
たばこ祭ストラップ販売
にしきやオリジナル
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パッケージで秦野をPR
株式会社にしきや(秦野市寿町8の17/
【電話】0463・82・2498)では
「秦野たばこ祭 踊り子すとらっぷ」を製作
し、販売している。同商品は昨年まで秦野市
観光協会が企画制作して販売していたもので、
製造は同社が担っていた。
今年は秦野市観光協会推奨品の同社のオリジ
ナル商品として販売されている。価格は税込
み550円。秦野市観光協会と隣接のファミ
リーマート、秦野駅の「名産センター」で販
売されている他、同社で購入することもできる。
同社は全国の土産物や縁起物、干支小物など、
ちりめんなどを素材として手づくりしている。
同社取締役の原佳織さんは「秦野市がPRで
きるよう、パッケージを工夫しました。お土
産品として是非ご利用を」と話す。
可愛らしい表情が特徴
いけばな体験会参加募集
秦野華道協会が実施
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「いけばな体験会〜花と向き合う時間を〜」
がクアーズテック秦野カルチャーホール(秦野
市文化会館)1階「秦野市文化祭秦野華道協
会華道展」会場内で行われる。参加費無料。
主催は秦野華道協会。
日程は10月15日(土)午後2時から、16日
(日)午前10時からと午後2時から。各回
定員10人程度。持ち物は不要で器や花ばさ
みなどの道具と花は、同協会が用意する。
申し込み制で締め切りは10月8日(土)まで。
いけた花は各自持ち帰ることができる。また
各回空きがある場合のみ、飛び込みでの参加
も可能。同協会の小泉道生会長は「この機会
にいけばなを体験していただき、その魅力を
しっていただくきっかけにして欲しい」と話す。
申し込みは【携帯電話】
090・6799・7164同協会の安部さんへ。
青パパイヤの出荷開始
特産化めざし2年目
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はだのじばさんずに並べられた
青パパイヤ
特産化をめざし、秦野市内の生産者らが昨年
初めて栽培に取り組んだ「青パパイヤ」の出
荷が今年も始まり、9月17日から農産物直売
所「はだのじばさんず」でも販売が行われて
いる。
秦野市農業協同組合青パパイヤ研究会(沼田
良雄会長)のメンバーである19人の生産者が、
今年は総面積約90アールの畑で約800本を
栽培。生育は順調で、昨年よりも半月早く出
荷に踏み切った。今年の総出荷量は約8トン
を見込んでいるという。
青パパイヤは作物特有の酵素をはじめ、18種
のアミノ酸やビタミンC、食物繊維など豊富
な栄養素を含む野菜。脂肪や糖質を分解し、
ダイエット効果を高めるほか、抗酸化作用、
整腸作用などを促進するといわれている。実
は無味無臭で、完熟前に収穫するため鳥獣被
害がほとんどないのが特徴。昨年は試験栽培
を行ったが、消費者からも好評を博し、継続
して取り組むことになった。
本格出荷となる2年目の今年は、鶴巻小学校
の給食への供給も決まっているほか、その他
の小中学校給食も検討中だという。「はだの
じばさんず」では青パパイヤのレシピなども
配布されており、秦野市の新たな特産品とし
て根付くか、期待がかかる。
研究会メンバーの生産者ら
たばこ祭の由来紐解く
発展支えた歴史伝える
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秦野の「たばこ耕作」の歴史は江戸時代まで
遡る。江戸時代、富士山の噴火により秦野の
田畑は50〜60cmほどの灰に覆われ、壊滅状態
に陥った。そんな荒れた土地でも育てられる
ものとして葉タバコの栽培が広がっていき、
技術の高さから全国有数の産地として浸透。
1898年(明治31年)には煙草専売所が
設置され、産業の発展に大きく寄与した。
1948年(昭和23年)、戦争の影響でたば
こ耕作は衰退し、戦後の不況期とあわせ秦野
は活力を失っていたという。こうしたなか、
神奈川県煙草耕作組合連合会が創立25周年を
迎えることから、官民一体となって乗り越え
ようと行われたのが4つの記念事業。1つめ
はたばこ栽培法を研究し、耕作技術向上に大
きな功績を残した「関野作次郎」像の建立。
2つめはたばこ耕作者の慰労会、3つめが秦野
煙草民謡の公募選定、4つめが神奈川県煙草誌
の刊行。このうちの慰労会が「第1回たばこ祭」
となり、同年10月1・2日に、秦野専売支局収
納場の敷地(現在のイオン秦野店の敷地)で開
催された。
1984年(昭和59年)に秦野でのたばこ耕作
は幕を閉じたが、秦野の発展を担ってきたたば
こ耕作の歴史を現在に伝えるため、名称を変え
ることなく、市の一大観光行事として「秦野た
ばこ祭」が行われている。
金と桃と浦島と―
市郷土資料館で三太郎展
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企画展示の案内ポスター
南足柄市郷土資料館(広町1544)で
10月15日(土)から11月30日(水)まで
市制50周年記念秋期特別展「三太郎展
金太郎・桃太郎・浦島太郎」が開かれる。
開館時間は午前9時から午後4時半。期間
中の月曜、11月4日(金)、24日(木)は
休館。入館料は大人400円、小中学生
200円。
南足柄市に伝わる金太郎伝説を中心に、
桃太郎と浦島太郎を全国各地の郷土人形や
和紙創作人形などで紹介。このほか、三太
郎ゆかりの地のパネル、絵本、冊子なども
展示する。
展示は金太郎が112、桃太郎が39、浦島
太郎が27の計178点の大スケール。会期
中は小学生以下を対象に市立図書館と郷土
資料館共催のスタンプラリーも開催。参加
者は期間中入館が無料になるという。
問い合わせは市郷土資料館
【電話】0465・73・4570。