よねの備忘録

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政治を語るときは、ネトウヨです。

基礎が抜け落ちた小学生。

2008-09-24 16:52:56 | その他
「徹底反復のすべてがわかる本」には、
保護者の「我が家でやってみました○○プリント」というコーナーが
あります。

そこで気付いたのですが、今の小学生は「九九」は覚えても、
その運用ができない、ということです。

具体的に言いますと、
1の段、2の段、3の段と順々に言わせると、何とか言えるのですが、
6の段をいきなり言わせたり、7x6はいくつと聞くと、
すぐに答えられないということです。

7x( )=42 ( )に入る数は?
この場合、2の段、3の段、4の段と初めから検索してしまうのです。

これが、「九九」の運用ができないという意味です。
一人や二人のお母さんではなく、多くのお母さんから
このような声が寄せられています。

「それにしても学校で九九を教える時間って、
 ちょっと短くないでしょうか。家庭で相当フォローしないと、
 九九は覚えられないと思います。」

最近の「ゆとり」が悪いのか、となると少し違う気がします。
よねも「九九」を教わった時は、1の段から9の段まで暗誦できれば
合格、そこでおしまいだったのです。

昔から、小学生が算数を苦手になるのは、割り算から、
としたものです。

でも、その原因は、「割り算の仕組みがわからない」というよりは、
「九九が運用できない」と思えてきました。
そして、繰り下がりのある引き算が苦手。
引き算は一年生ですが、そのときは出来ていたとしても、
3年生になったら、忘れかけていたということなんですね。

割り算が遅いときは、「九九」が運用できるか、「引き算」ができるか
をチェックすべきだったわけです。

よねの時代にも、算数が苦手な子はいくらでもいました。
でも、割り算が苦手な子は、どうして苦手なのか、
そのフォローが学校ではされていなかったわけです。

・繰り下がりのある引き算が出来ない
  -2+8とか、3+7とか足して10になる足し算をやらせる。

よねが今まで気付かなかった、出来ない子の原因と対策。
それが「徹底反復のすべてがわかる本」(蔭山英男 小学館)には
詰まっています。

出来る子も出来ない子も「買い」だと思いますよ。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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φ(..) (duca-me)
2008-09-25 14:49:16
そろばんを準備するかな?(爆)>繰り下がりの理解のために
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Unknown (よね)
2008-09-25 17:11:34
大丈夫ですよ。
ベネッセをやっている限り。
返信する

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