兵庫の強豪・報徳に大善戦をした県央工ですが、
実は敗因があったのです。(あまりに酷なので書きませんでしたが。)
県央工の先発・石田君ですが、
1. 3塁側に(右打者・内角、左打者・外角)低め一杯ストライクになる
小さく落ちるボール(スライダーかストレート)
2. 1塁側に(右打者・外角、左打者・内角)低めにボールなる
やや大きな変化球(おそらくチェンジアップ)
この2つが持ち球と見ました。
報徳1順目は、「2」を面白いように空振りをしてくれました。
ところが2順目から「2」をことごとく見逃してきました。
これは、普通の高校生にはできず、おそらく報徳ベンチの指示です。
「2」でカウントを取れなくなった石田君は、
球数が増えていき、次第に「打たれそうな気配」が出てきました。
だから県央工の監督さんは投手交代したのです。
では、どうするか?
「2」を振らない状況では「2」を投げず、「2」を振らざるを得ない状況を
作るべきでした。
具体的には、ノーストライク・ワンストライクでは「2」を投げず、
他の球種でファールや打ち損じを期待する。
ツーストライクならば、「2」にも手を出さざるをえませんから、
空振りを狙う。
そうすれば、球数は減っていたでしょう。
ツーストライクまで追い込まれ「2」に振らされるのを恐れ、
早打ちを期待できました。
こんな駆け引きは、通常の球児にはできません。
実はプロ野球でも同じことがおこっています。
初球に外角低めにボールになる変化球を投げていますが、
90%は見逃されています。
だって、初球に難しいコースに好んで手を出しますか?
普通は、長打を打てる真ん中~内角を待つでしょう?
なんで好んでカウントを悪くするのか、
よねには理解できません。
実は敗因があったのです。(あまりに酷なので書きませんでしたが。)
県央工の先発・石田君ですが、
1. 3塁側に(右打者・内角、左打者・外角)低め一杯ストライクになる
小さく落ちるボール(スライダーかストレート)
2. 1塁側に(右打者・外角、左打者・内角)低めにボールなる
やや大きな変化球(おそらくチェンジアップ)
この2つが持ち球と見ました。
報徳1順目は、「2」を面白いように空振りをしてくれました。
ところが2順目から「2」をことごとく見逃してきました。
これは、普通の高校生にはできず、おそらく報徳ベンチの指示です。
「2」でカウントを取れなくなった石田君は、
球数が増えていき、次第に「打たれそうな気配」が出てきました。
だから県央工の監督さんは投手交代したのです。
では、どうするか?
「2」を振らない状況では「2」を投げず、「2」を振らざるを得ない状況を
作るべきでした。
具体的には、ノーストライク・ワンストライクでは「2」を投げず、
他の球種でファールや打ち損じを期待する。
ツーストライクならば、「2」にも手を出さざるをえませんから、
空振りを狙う。
そうすれば、球数は減っていたでしょう。
ツーストライクまで追い込まれ「2」に振らされるのを恐れ、
早打ちを期待できました。
こんな駆け引きは、通常の球児にはできません。
実はプロ野球でも同じことがおこっています。
初球に外角低めにボールになる変化球を投げていますが、
90%は見逃されています。
だって、初球に難しいコースに好んで手を出しますか?
普通は、長打を打てる真ん中~内角を待つでしょう?
なんで好んでカウントを悪くするのか、
よねには理解できません。
何で替えたんだは、いまだに議論の的になっていますね。
若手投手の投球から、この現象を発見しました。
巨人の若手は、速球でも変化球でも、外角低め一杯に
投げることに拘っています。
そこで、ストライクを取れるなら、一流どころか
上原や川上級のエースです。
しかし、悲しいかな、ボールになってしまう。
カウントが悪くなって、カウントをとるため、
少し甘いコースに投げざるを得ず、痛打をくらう。
その後、野村監督や古田氏の本などで、
「投球術」を勉強しました。
甲子園球児レベルで、「2」を見送るなんて・・・
高校野球のレベルは年々、上昇しています。