公立中学校に進学すると、中1・はじめの定期テストで、
成績に階級ができます。
そして、下の階級から順位を上げるのは、案外、大変です。
中学入学までの4か月で、小学校の復習と、
中1生が陥りやすいギャップをうめなくてはいけません。
今回は、ギャップの存在についてです。
1.英語のギャップ
かつて、英語は、Be動詞を中1・1学期で習い、
2学期で一般動詞を習っていました。
Be動詞と、一般動詞が、ゴチャゴチャになってしまう。
こういうギャップでした。
現在では、中1の初めから、Be動詞も一般動詞も、
両方がでてきます。実は、小学校の段階で、
「すでに習ったこと」にされているのです。
小学校の英語では、文法は習わないのにもかかわらず。
よって、中1・英文法を先取りしておく必要があります。
2.算数のギャップ
中1の数学は、正負の数、数と式、一次方程式と
単元が続きます。-(マイナス)、定数 a、変数 xと、
小学校算数と違って、抽象的概念、がでてきます。
それらの単元の練習問題では、分数、小数といった
小学算数の計算を速く正確に使う必要があります。
ただでさえ、抽象的概念を新しく学ぶのに、
ただでさえ、抽象的概念を新しく学ぶのに、
小学算数を思い出さなくてはいけない、となると、
身につかなくなってしまいます。
また、理科では、濃度%が、社会ではグラフが出てきます。
とにかく、小学算数は、速く正確にできるように。
3.日本語のギャップ
教科書の日本語を「正確に読む」のは、当たり前ではありません。
「幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、
大名には沿岸の警備を命じた」
と
「「1639年、ポルトガル人は追放され、
幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」
同じ意味と答えた中学生が43%でした。
身につかなくなってしまいます。
また、理科では、濃度%が、社会ではグラフが出てきます。
とにかく、小学算数は、速く正確にできるように。
3.日本語のギャップ
教科書の日本語を「正確に読む」のは、当たり前ではありません。
「幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、
大名には沿岸の警備を命じた」
と
「「1639年、ポルトガル人は追放され、
幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」
同じ意味と答えた中学生が43%でした。
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