中学数学の教材
「未来を切り開く学力シリーズ」を
本ブログで扱ったのは、2007年4月のことです。
以来、当ブログの「お勉強」関連では、
もっとも多くの訪問者が訪れています。
2020年時点の評価を書いてみます。
・中学数学基礎
「小河式プリント」
・中学数学発展
「関数と方程式」「図形」
「確率・統計と総まとめ」「入試実践」
以上のシリーズです。
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「小河式プリント」
小学校算数の復習と、
中1の「正負の数」「数と式」「一次方程式」
を扱っています。
よねの推薦度は、非常に高く、最高レベルです。
巻頭の「算数チェックテスト」
・小学校の、どの段階で、穴があるかチェックできます。
・中学生/高校生は、全員行うべきと考えます。
小学算数の穴の程度によって、
「小河式プリント」の「算数スピード攻略編」か
「小河式3・3プリント」(文芸春秋社)に戻るか
後者の方が確実でしょうね。
「小河式3・3プリント」を、「やり直し」行う場合は、
各学年の算数1~3の3冊を同時に行います。
ただし計算は、算数1だけ行います。
そうすると1日35分で進行できます。
3学年で4か月かかりますが、「急がば回れ」になると思います。
小河式プリントの「徹底基礎反復編」は、
すべての生徒がおこなってください。
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中学数学発展編の評価は、
2020年時点のよねとしては、あまり高くありません。
理由は、使う場面が限定されるからです。
中1~中3までを単元順ではなく、
習得しやすいように並べ変えていることが、
使いづらくしている原因です。
中学発展編を使うには、全単元を一通り、
終わらせていなければいけません。
例えば、「方程式と関数」ならば、「放物線」までが
必要で、中3の夏休みとなります。
「図形」なら、「相似」「円周角の定理」まで
必要で、中3の冬休みとなります。
中3・2学期に、「未来を切り開く」に取り組むなら、
「基本のカギだけで解く入試数学」(学研)
の方がベターです。
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「小河式プリント」のあと、中学1年生が先取りをして、
未来を切り開くに取り組む場合の方法論です。
中1の期間は、中1ー中3までの「関数」分野に取り組みます。
① 19ch.tvの講義動画をみて、
「基礎固め100%」(くもん)
中1~中3の「方程式・関数」
②しあげに、未来を切り開く「方程式と関数」
中2の期間は、中1-中3までの「図形」分野に取り組みます。
中3になったら、
「高校入試突破 計算力トレーニング」(桐書房)
未来を切り開く学力シリーズ
「確率・統計と総まとめ」「入試実践」
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