商業高校から大学進学の道

商業高校は、普通科高校のような授業が２/３で、
残り１/3は、簿記など実務的な科目です。

従来から、現在に至るまで、商業高校に進学する、
となれば、普通科高校へ進学できない子が、
高卒で就職するための学校と思われています。

しかし、最近、大学入試が一般受験から推薦入試へと、
比重が移るにつれ、実は商業高校経由の推薦が、
ライバルが少ないルートだということがわかってきました。

①内部評定　最低4.0、できれば4.3

　高い評定が求められますが、ライバルは同じ商業高校内です。
　高校受験偏差値40台の学校での戦いですから、
　偏差値50台の生徒は、高い評定が取れるはずです。

②全商検定

　全商検定は、そろばん、簿記、ビジネスソフト、英語など

　があります。これらは、高校に入ってから始まる（英語以外）
　科目ですから、巻き返しが効きます。
　複数の「全商１級」が目標になります。

国公立や私立には、「商業高校枠」が入試にある大学が存在し、
上記①②の条件を満たすことが、出願要件です。

よねの調べた限りでは、進路に制限がつきますが、
全国高校偏差値60くらいまでの高校よりは、
有利に戦えるようです。